【慈善と偽善】まだ55才。コンサバになんかなるものか!?
「Kさんへ
この前の集まりで、
一番面白かったのは、
Kさん、あなたが、
自身が勤める会社や団体が
子供のため、貧困解消のためと
謳いながらも、
どこか方向がズレている、
貧乏なんて知らない人ばかりだ、
と呟いたことでした。
それにしても、感服するのは、
毎回、Kさんは
面白い会社や団体に入る、
嗅覚と実力を持っていますね。
羨ましいくらい。
さて、話がそれました。
昔から、どういう訳か、
慈善家、慈善団体というのは
9割は表面的な人々ばかり。
日本共産党の歴代の幹部の
大多数は、高学歴の富裕層。
貧乏なんて感じたこともない、
根本がわかってない人々でした。
でも、1割は本物がいるんです。
根本が見えていて、
そのために活動する
社会革命家たち。
例えば、金子文子。
それから、伊藤野枝。
スマホで、ウィキペディアで
ちょっと調べるだけでも、
その凄さがきっとわかります。
ケタ違いの本物です。
ケタ違いの社会活動家です。
アマゾンで、
「伊藤野枝」や「金子文子」で
検索してみてください。
自著も出てきます。
しかも、岩波文庫などで。
慈善活動家として
本物だというあかしです。
明治や大正時代に、
日本にも、こんなに
真っ直ぐなマナコと魂を持った
本物がいたことを
時々、想像してみてください。
彼女たちは、
貧しく、独学で、孤独でありながら
格差社会と戦い、
男性優位社会と戦い、
古い習慣と戦い、
貧困の原因と戦いました。
こんな本物の活動家たちが
日本にはちゃんといたんです。
それは誇りです。
きっと今だって、
そんな本物たちが
1割はいるに違いない。
わたしたちはまだ50代なかば。
コンサバになり下がるには
まだ若いでしょう。
若すぎますよ(笑)。
やらねばならないことは
きっと沢山あるでしょう。
まだまだ、まだまだ。
伊藤野枝のような手や足をもち、
金子文子のような魂を抱いて
前へ前へゆっくり
行こうじゃないですか?
コンサバなんかになるには、
わたしたちはまだ若すぎる(汗)。」