【読書記録】2月の読み齧り日記。伊坂幸太郎と北村薫が多めでした。
2月は早かったですね。
2月はどんな積読書を
読んできたのか?を振り返る
読みかじり記録です。
2月2日
夏目漱石「道草」
小沼丹「黒いハンカチ」
北杜夫「楡家の人びと」
加賀乙彦「宣告」
久しぶりに小沼丹が書店で並んでいた。
息の長い本です。
2月3日
川上未映子
「すべて真夜中の恋人たち」
佐野洋子「あれも嫌いこれも好き」
佐野さんの本は新装版。これから
また新しい読者が増えるのですね。
2月4日
筒井康隆「読書の極意と掟」
筒井康隆の子供時代、青春時代、
壮年時代の読書記録。圧巻。
2月5日
ハンガン
「すべての白いものたちの」
韓国文学の名作が
いよいよ文庫になりました。
吉行淳之介「夕暮まで」。
吉行淳之介はもっと
読まれていいのになあ。
2月9日
村上春樹「一人称単数」
深沢七郎
「言わなければよかったのに日記」
深沢七郎のエッセイはタイトルが
切なくてチャーミング。
2月10日
サルトル「水いらず」
深沢七郎
「書かなければよかったのに日記」
深沢七郎「みちのくの人形たち」
2月11日
伊坂幸太郎「死神の浮力」
水木しげる「ゲゲゲの鬼太郎①」
久しぶりに鬼太郎を読みたくなる。
文庫での鬼太郎全集が始まった。
2月12日
北村薫「空飛ぶ馬」
角田光代・堀江敏幸「私的読録」
北村薫の最初のヒット作は
いつ読んでもおもしろい。
2月13 日
恩田陸「ドミノ」
女優松岡茉優のユーチューブでの
推薦でよく売れたみたい。
私もその1人。
2月14日
北村薫「ミステリは万華鏡」
山川方夫「長くて短い一年」
ショートショートの夭逝した
実力者の一人、山川方夫が2月に
2冊も復刊された。嬉しい。
2月15日
山川方夫「春の華客」
北村薫「覆面作家の愛の歌」
昔は北村薫がまだ男なのか女なのか
デビュー当時は分からなかった。
そんな自身がモデルなのかな。
2月16日
小川洋子「猫を抱いて象と泳ぐ」
キレイな世界を書く人だなあ、
小川洋子さんはいつも。
2月17日
伊坂幸太郎「夜の国のクーパー」
2月18日
川上未映子「黄色い家」
岡潔「春宵十話」
川上未映子の新作は意外なテーマで、
ちょっとビックリ。
拉致監禁虐待を犯す女の話です。
2月21日
葉真中顕「ロストケア」
葉真中顕は、これからどんどん
実力をつけて、近いうちには
きっと売れっ子作家になる一人ですね。
数年後には直木賞も感じる。
2月22日
小川洋子「完璧な病室」
2月23日
伊坂幸太郎「SOSの猿」
伊坂幸太郎の中で私が好きなのは
なぜかこの作品です。
呪いや霊感がたびたび使われていて、
独特な雰囲気がある。
2月24日
水木しげる「ゲゲゲの鬼太郎②」
水木先生はまだまだ読まれるんだなあ。
先生のマンガは永遠です。
2月28日
柳美里「JR上野駅公園口」
遠藤周作「キリストの誕生」
遠藤周作「彼の生き方」
川上弘美「溺ㇾる」
遠藤周作は、いつまでも
現役作家のように
若い人からも支持を失わない。
生命力の強い作品を残した人だなあ。