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【推し】文学オタクも、コスプレイヤーのように、文学を具体的に愛するようになれば?

コスプレイヤー。
業界では「レイヤー」とも言いますが、
私たちはどんなイメージを
持ってるでしょうか?

もともとは、自分で衣装を
コツコツと手作りして、
仲間で撮影会を開く人たちでした。
元祖コスプレイヤーは
こうした、自分のためにやる
オタクな人たちがメインでした。

手作り衣装のクオリティを
オタク仲間同士で見せ合い、
誉めたり批評したり。
次の作品のモチベーションに
なるんでしょうね。
セクシーな衣装を来て、
コミケに行ったりしない人たち。

その行動のモチベーションは
暗く前向きになれない自分を
前向きに変えてくれたアニメの
キャラクターへのリスペクト、
感謝の気持ちが源泉にあります。
救われたことへの「ありがとう」。

ところが、最近では、
えなこさんや伊織もえという
人気コスプレイヤーが
漫画雑誌のグラビアを飾る機会も
増えました。

コミケでセクシーな衣装を来て、
会場を賑わせます。
それが定番になってきました。
コミケでは自分がレイヤーに扮した
自費写真集が何千、何万も売れる
コスプレイヤーもいます。

元祖レイヤーは
こうした今のレイヤーを
よく思ってはいないようです。

2つのグループがあるという
ことになります。

ただ、コスプレイヤーとして
どちらにも共通するマインドが
あります。

それは、自分が扮する
漫画キャラクターへの
推し愛。リスペクトです。

これがないコスプレイヤーは
たとえセクシーさや派手さで
目立っていたとしても、
数年で時代に忘れられてしまう。

流行りものだから、
腐りやすく、
競争も果てしなく過激で、
エロが目当ての男子たちにも
まごころで向き合う大変さ。

どんなにレイヤー業界が
まだ混沌としていたとしても、
キャラを推し続ける気持ちは
欠かせないでしょうね。

推しというと、
アニメや漫画、アイドル、
プロレス、鉄道といった
オタク的なものに対する
感情みたいですが、
好きなアーティスト、
好きなチェーンカフェ、
好きなアパレルブランドでも
いいわけですよね。

もちろん、
好きなエッセイストや、
好きな小説家も。

推し、というと、
ついオタク的な視野の狭さや
耐えざる強すぎる熱情が
イメージとしてつきまとい、
理性や知性で出来る(べき)
小説や詩歌やエッセイでは
相応しくないと感じる方が
いるかもしれませんが、
これからのデジタル時代に
本当に情に熱くて
毎回新作を買うのは、
オタク的なエネルギーを持った
人たちではないかしら?

文学オタクという人種は
いますが、頭でっかちな人が多く、
作品に出てきた人物を敬愛する余り、
衣装を作ったり、それを着たりという
行動には出そうにないですね?
なぜでしょうか?
頭が抽象的過ぎるのかしら?

昔からいる、
文学オタクや文学青年は
初版を集めたり、
誕生日や命日を祝うのが関の山かあ。
もっと新しい愛し方が
あっていいですね?
増えて欲しいですね?
そうした新しい文学愛好家が
文学の未来を救ってくれるかも?

コスプレから、文学が生き残る話に
なってしまいました。
まとまりがなくなりましたね。
どうもすみません。

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