【長所とは】生きてるだけで大合格。大いなる長所ですね?
ビジネス書には非常に
目覚ましい本がありますね。
『ホモサピエンス全史』や
『ファクトフルネス』は、
小説や漫画の世界にいる人間にも、
刺激と発見に満ちていて、
こんな本はまだまだ読みたいですね。
ただ、どうもへそ曲がりなせいか、
ビジネスエリートになるレッスンとか
仕事ができる人はこれをしない、とか
他にも、こうしろ、ああしろと
やたら生き方、働き方をについて、
型にはめたスタイルを勧めてくる本は
どうも、素直になれないんです(笑)。
好みというか、生理的な問題か…。
思うんです。
仕事ができる人になろうとか、
成功をしようとか、
そりゃあ、人間は欲張りで
何かと競う気持ちが出てくるから、
仕事できない人よりできる人でいたい。
でも、その差って実はそんなに
大したことないのではないかしら。
かなり小さいことのような気がする。
たんぱく質だった精子と卵子が
赤ちゃんとしてこの世に生まれ、
年々、年を重ね、今を生きてる。
これ自体がすごいことで、
1億ポイントはゲットしてるようなもの。
そこへ、頑張って努力して仕事や勉強で
成果を出したとしても、
それは1ポイント追加くらいであり、
もとからある1億ポイントにプラスして、
トータルで1億1ポイント(笑)。
1億ポイントと1億1ポイントは
ほとんど同じだ(笑)。
目立った成長ではないのではないかしら。
こうして今生きている間にも、
身体中の細胞はどんどん生まれ代わり、
血液や酸素は体中に循環され、
心は何かを感じている。
これってすごい奇跡がずっと
起き続けている訳ですよね?
生きる力は、生物としての才能そのもの。
生きてるだけで、才能の塊です。
生きてることですでに大合格!
そういう自覚?を
もっと大事にしていたいなあ、
そんなことをボンヤリ思っていたら、
(あ、これは本当です。
後出しジャンケンみたいですが、笑)
昨日Twitterで話題になりましたが、
ゴリラママさんという方のお子さんが
感動的な「回答」をしてました。
ゴリラママ母さんによると、
お子さんは、学校のプリントで 、
あなたのいいところを書きなさいと言われ、
「生きてる」と記入したんですって。
もうお母さんも子供さんも二人とも
ハッピーでチャーミングだなあ。
そうですよね。今こうして生きてる、
それが大いなる長所、才能、大成功。
このことを忘れて、人間は、
成功だ、挑戦だ、競争だ、と
仕事や事業に夢中になってしまう。
仕事が忙しくても、
どこかで「生きてる、それが私の長所」
そう忘れずに生きていたいですね。