【若さ】20代が冴えなかった人ほど信頼ができる説!
「冴えない20代でしたか!?
そんな人ほど、私は信頼しますよ」
と、ある人気エッセイストは
私にそう言いました。
恋愛も順調で、
仕事なりキャリアも順調で、
お金もたんとれあって、
体力も健康も満ち満ちていて、
親子関係も順調で、、、
よく思ってました。
そんな20代だったら
どんなに良かったろうか?と。
ところが、
私は片思いばかりして、
最初はブラック出版社に入り、
数年で退社し、
料理修行してすぐ挫折。
食うために
アルバイトを色々やって、
しばらくして就活したら、
また、ブラック出版社に
入ってしまい、、、、、。
なんだか、
ツイてないなあ、
運というか、
星というか、
天というか、
まるで私の20代は、
大きな厄年ではないかしら?
いや、それはオーバーか(笑)
そんな話を、汗をかきながら、
当時まだ40手前の
人気エッセイストに
自分の人生をぶつけていました。
目的は、
自分と仕事をして欲しい、
他所の会社で書いてた猫エッセイを
私の会社で本にさせて欲しい、
そうお願いしていました。
通常、
作家は自分の格に見合う出版社で、
仕事をすることが一般的です。
でも、
小さな会社の編集者でも、
がんばって口説いたらば、
人気作家も小さな会社でも
仕事をしてくれたり。
私はまあ、後者ですが、
私が20数年前に口説こうとした
エッセイストから、
20代から順調だったなんて
人間は信頼できないわよね、
と言われた時は、びっくりしました。
そんな尺度もあるのかあ?
さすが、エッセイストだ。
面白い尺度だなあ。
悲しいのは、
今50代の私は、自分史上、
最高に厄年続きだということです。
もしかりに今、
また、あの人気エッセイストに
どん底な50代です…って言ったら、
なんて言い返してくれるだろう?
それでこそ、
幸せな60代がきっと来るよ?
あるいは、
お手上げかな?って風に
憐憫の目で見てくるだろうか?
冴えない20代が
昔、信頼できる人の証ね?
といわれて以来、
30代、40代をがんばって
これた気がします。
あの(冒頭に書いた)言葉に
支えられ、自信もつきました。
さあ、どんな60代が
私には待ってるんだろう?
そのために必要なピースは何だろう?
そろそろ、確定させなくては。
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