【弱さ】「失敗を恐れてはいけない」口で言うのは簡単だけど…

読んだり書いたり
認識したりすることと、
実際に生きる中で実行することは
こんなにも違うんだあ?
久しぶりに自分に、
自分のちっぽけさに脱帽です(笑)。

ここ何日も、
喉の奥に何か詰まったような
うまく呼吸ができないような
苦しさ、辛さ、ダルさ。

どうして、こんなに体が
悲鳴を上げているのか、
自分ではぜんぜん分からなかった。

私は最近、ずっと
「失敗」を恐れ過ぎていたんです。
うつが再発しないよう、
会社から解雇されないで
無事に正社員に戻り、
冬のボーナスが貰える身になるよう、
失敗を恐れ過ぎていました。

失敗を恐れることが
どんなに悲劇を生むか?
自己啓発本を読まずとも、
50年生きてたら
まあ、誰だってわかります。
私も知ってました。
よく理解してたつもりでした。

なのに、デリケートな、
失敗できない(と感じる)場面に
いざ、ぶち当たってみると、
まあ、呆れるくらいに、
ただひたすら萎縮し
失敗を恐れ過ぎて
息も出来なくなってしまって…?!

いやあ、なんたる情けなさ(笑)。
noteで毎日、人生について、
いかにもわかったような文章を
書いていながら、
自分が当事者になったら
ざまあないですね(笑)。

それにしても、
失敗は、やはり怖かった。
確かに、人間はここぞという時に、
失敗を恐れ、悪い方へ、悪い方へ、
行くようになっているらしい。

人生を書いたり認識する事と、
人生を実際に生きていくのは、
こんなにも違うんですねえ。
しみじみ。

私はふだん、自己啓発本を
ことのほか、軽蔑している。
それはまさに、こうした
実際の人生と、
言葉の巧妙さの落差に
うんざりしてきたから。

しかし、自分が今回は
超恥ずかしいくらい、
人生の鉄則「失敗を恐れるな!」が
ぜんぜん出来ていなかった。
ミイラ取りがミイラになったあ…?

失敗はしてもいい、
失敗を恐れてはいけない。
大事な時ほど、恐れてはいけない。

テニスの大坂なおみ選手が、
試合で逆転されていく時は、
失敗を恐れてる時だ。
そして、逆転し返す時は、
やはり失敗を恐れなくなった時だ。

他人のテニスの試合では
両選手の心の中が
透き通るように見えるけど、
自分の人生となると、
ぜんぜん、見えないんですねえ。
どうしてだろう?

これは人生の謎の入門編に
出てくるやつだ。
でも、それに応え、実行できる人は
そんなにいないかもしれない。


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