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言語化について考える
国語科「思い出を言葉に」の単元について考えてみました。
1,思い出は言葉にして語らう
この単元は単純に考えると小学校生活6年間の思い出を言葉にして表すと言うのである。
「小学校生活6年間の思い出は何ですか?」
と言う漠然の問いに対して自己内対話を繰り返し深掘りしていくことに面白さがあると感じました。
さて、「思い出」とはどのようなものなのでしょうか?今回の単元では、思い出となる行事、出来事を深掘りしていき
「なぜ印象に残っているのか?」
について、言語化していくと出会うことのできる言葉の力を感じて欲しいと思うようになりました。
修学旅行
運動会
学芸会
遠足
など、なぜそれが自分の人生において価値のあるものとして印象付けられているのかと言うところにまで触ってみたいと思いました。
偏に、「ワクワクしたから」「ドキドキしたから」という抽象的なもので終わるのではなく、「ワクワク」や「ドキドキ」を言語化することによる言葉の力に出会い、気づいて欲しいと願っています。
2,言葉の膨らみ
これから取り組んでみたいもののモデルを考えてみました。(思い付きでまだ試行錯誤段階ですが…)
子どもたちには、この詩から言葉のもつイメージ力を感じて欲しく、モデルを作成しました。
「何をイメージして書いたものでしょう?」
とニヤニヤして私が問うと色々と言ってくれそうな子たちですが…笑
(実際には昨年度生まれた子どもの誕生を思い返しながら書いたものです。)
次にこんなものを…
おそらくこのスライドを見ると
「あっやっぱり子供の誕生の思い出を詩に言語化したんだ!」
となりそう?笑
ならなくても面白そうですが…笑
そこから、またニヤニヤして次へ!
ででーん!
とドヤ顔してニヤニヤして出そうかな…笑
こんな写真でも通用するっちゃ通用しそう…?
→ここはまだ精査して勉強します!
と、この流れでも言葉のもつイメージ力…
そして、写真がない状態の詩をかんがえさせることで
「読み手の言葉による想像力の広がり」
を感じて欲しいと思いました。
3,あなたは、どんな言葉を使う?
そして、最後に揺さぶりまくった後に自分たちの学び合いへ!
言葉の力・イメージを膨らませた子どもたちがどう活動するのかが楽しみです!
自分なりに
「どの言葉を選択したら相手に伝わるかな?」
「どんな表現が方法が良いかな?」
「どんな構成がいいのに?」
と推敲しながら作品を作る子供たちの姿を願っています。
明日からコロナ感染対策の臨休による冬休み期間の登校日!
また子どもたちとの成長の日々が始まります!
頑張ろう!