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ヤクザによってハロウイーン始まる?

1990年代10月からからキデイランドや東京デイズニーランドでハロウイーンが始まった。レストラン、コンビニ、ドンキホーテまでハロウイーンの行事満開だ。もともとキリスト教の悪霊退治の行事としてヨーロッパで行われ、アメリカに移住した人達が10月31日のイベントとして拡げたものだ。子供達がキャンデイを求めて訪れてくる。日本人留学生が子供の真似をしてキャンデイをセシメニ行ってフリーズの意味が分からず射殺された事件もあった。

僕はアメリカ在住の頃に、近所の大好きな子供たちを集めようと日本のキャンデイを準備して家で待っていた。最初の年は10人位しか来なかったが、評判が評判を呼び5年目で100人位キャンデイを貰いに来る様になった。質の悪いガキにキャンデイが無くてチッと舌打ちされる羽目になってしまった。

翌年から一計を案じて、キャンデイの中に酸っぱい梅キャンデイを混ぜる事にした。翌年は100名だったが、だんだん減って近所の20名位になって落ち着いた。アメリカ人は酸っぱいのが、大人も子供も苦手の様だ。その後図々しい奴が家から帰らない時はコーヒーでは無く梅茶を出すことにしていた。

さて日本でハロウイーンの時にキャンデイを配るのを始めたのは灘区の護国神社の近くに居を構えている山口組三代目の田岡一雄組長だった。1960年位から始めていたので間違いなく日本のハロウイーンキャンデイ配りのパイオニアだった。当時は近くにカナデイアンアカデミーがあり、僕も悪友に誘われてキャンデイを一杯セシメニ行った事がある。あの先見性は流石だった。
半グレ闇バイトと殺伐としている日本。当時のヤクザは良い部分もあった。

暴対法が広がり流石に山口組本家でのキャンデイ配りは21世紀には禁止になった様だ。田岡一雄組長の娘さんの由伎さんはシンセサイザーで世界をリードする喜多朗の嫁だった。また息子の最近逝去した満さんは慶應義塾の先輩で運輸会社と港湾業務を行っていた。神戸山口組は暴力団というアウトレイジだが阪神淡路大震災の時には炊き出しする等、公徳心があったのだろう。

余談になるが、兵庫県前知事 斉藤元彦氏は港湾利権にメスを入れたという噂があるが、僕は今の港湾利権はそれほど大きくないと考えている。山口組が田岡一雄三代目組長時代に日本一の組織暴力団に膨張した頃は朝鮮特需もあり神戸港が日本一いやアジアでも一番のハブ港だった。上組、キップの良いシマダノブンベイの唄でも有名な島文も羽振りよく、京都の祇園でも散財していた乙仲全盛の古き良き時代だった。

無頼の輩が多い乙仲労働者を束ねたのが親分肌の田岡一雄組長だった。その頃なら港湾利権も凄くあっただろうが、今や神戸港の荷役量は世界で80位位に落ち、日本でも5位以下に落ち込んでいる筈だ。怪文書問題で斉藤元彦氏が引きずりおろされた理由は港湾利権問題でなく、新庁舎建て替え計画の総額1000億円のビッグプロジェクトを先送り反故にした事だと考える。

斉藤前知事のドライな決定に建築関係の業者、政治家は煮え湯を飲まされた。県職員も手狭な県庁舎の為にリモートワークの在宅勤務が半分くらい。昔流ののんびり職員は仕事が増えた上に神戸市並の立派な庁舎に移れると期待していただけに激怒している筈だ。もちろんAI、リモートワークの時代には大きな箱もの行政には僕は大反対だ。斉藤元彦氏は性格的には問題もあろうが、大金をかけて庁舎を建て替えるなんて時代錯誤の決定をしないで、これからの時代を読んでひっくり返したとしたら大英断だ。

僕も兵庫県民なので6人の知事選立候補者から、新県庁舎建築に対する意見を聞いてみたい。新庁舎推進派なら時代遅れで賄賂政治屋かも知れない。以外に斉藤元彦さんは奇人変人だけれど政策的には真面目かも知れない。

話をハロウイーンに戻そう。日本のお盆は先祖の守護霊が戻ってくる。
ハロウイーンは穴を開けたカボチャが近寄ってくる悪霊を追い払う話だ。
日本の周りに習近平霊、金正恩霊、プーチン霊と悪霊がウヨウヨしている。安倍守護霊が日本の災禍霊、総理周辺に蔓延る悪霊達を追い払ってほしい。

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