見出し画像

アメリカ大使は取り立て屋

太平洋戦争が終わり無条件降伏をして以来、わが日本はアメリカに奴属してきた。沖縄を含め主要な港や飛行場は今も米軍基地があり、特に首都東京の空域は厚木BASEや立川BASEに抑えられ、今も半分以下しか使用出来ない。
JAL123便の御巣鷹山墜落の悲劇も、この歪な米軍占領下に起こった惨劇だ。

僕は大学時代に六本木にあるフランクロイドライトが設計したペリーハウスに在住されていた米軍高官の御居宅に居候させて頂いていた時期があった。
彼が運転するマスタングに乗って厚木基地に行って、敷地内のゴルフリンクスで初めてゴルフの手ほどきを受け、またアメリカ大使の活動を拝聴した。

日本占領中の監視人のアメリカ大使は日本が戦勝国達に歯向かわない様に、牙を磨かない様にCIAとか傘下にあると自負している東京地検特捜部を使い、政治家や有力企業家を監視するミッションを携えて駐在している。
またアメリカからの指示を受けて日本から金を巻き上げる窓口でもある。

大きくは自衛隊購入兵器の斡旋。航空機等の大型商談の窓口。戦争拠出金の提供指導。小さくは概念特許を認めるアメリカ法制度を使って、日本を訴える窓口も担当して来た。古くは日本人の妻ハルさんを娶り親日家として有名だったライシャワー大使を使い、日本電装、松下電器(パナソニック)等々から100億円単位の特許侵害訴訟で金を巻き上げる調整役を任じて来た。

アメリカの言いなりにならない田中角栄元総理を失脚させ、今やジェフペゾス率いるAMAZONの利益の源泉である世界の情報処理をシェアして行うビジネスを考案して世界の情報覇権を伺った江副浩正を失脚させてたのもアメリカ総領事が先導して来た。占領中だからアメリカに不利なことは全否定だ。

さて現アメリカ総領事エマニュエル大使が11月をもって日本を離れる事になった。アメリカ奴属のしもべと化していた岸田文雄現総理はエマニュエル大使の言いなりだった。自衛隊予算の大幅増額に伴う航空機の高額大量発注。
そして何故かウクライナ復興支援の為に毎年1兆円を10年間にわたり拠出する密約迄交わしてしまった。これ以上アメリカのATMにすると不味いとバイデン政権は判断して岸田総理に退陣の印籠を大使を通じて渡したのだろう。

いいなと思ったら応援しよう!