貴景勝関お疲れ様
昨日、貴景勝関(本名佐藤貴信氏)が引退発表した。誠に残念であるが大型力士の多い中で身長175cmという僕と同じ位の身長で、頚椎捻挫という押し相撲力士にとっては致命的な怪我に苦しみながら大関在位30場所、幕内優勝4回と素晴らしい成績を残したことは称賛に値する。本当にお疲れさま。
最初に頚椎捻挫し、休場を余儀なくされた対戦相手が御嶽海にも拘わらず、休場明けには、いつも初日に御嶽海を組み合わせにする事が多く、なにかしら日本相撲協会が、今は常盤山部屋所属だが、元貴乃花部屋所属だった貴景勝に意図的に厳しい取り組みを組んでいるのではと常に邪推してきた。
先場所、カド番の大事な相撲の時も当然貴景勝が勝っていると思ったのに、微妙な判定がなされ、その後、一気に負けが込んで大関陥落となった。
なにくそ と小さな身体にファイトを滾らせ取り組む姿を見るにつけ、多くのファンが勇気つけられた事が、協会には伝わっていないのかも知れない。
今後は湊川親方として、立派なガチンコ力士を多数育成してもらいたい。
自己管理能力も優れ、素晴らしいおかみさんたる伴侶も持っているので成功間違いなしだ。同時に頭脳明晰なのでTV解説で判り易い説明も聞きたい。将来の日本相撲協会を背負う逸材なので、じっくり力を蓄えてほしい。
今回関脇で優勝した体格と勝負勘に優れた大の里という大器が、近いうちに日本相撲協会を背負って行くだろう。しかし僕達相撲ファンにとっては、僕達と同じ様な体形の小さなハンデイを負った宇良や跳猿の様な相撲取りが気力と知力で大男を倒す姿を見る方が愉快で心躍る事を忘れないでほしい。
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