ハイゼンスレイまでもうすこし
今まで書いてきたように、僕は脳幹出血の後遺症でほぼフィジカル機能を失って四肢麻痺に近い左半身麻痺に構音障害もあるから日々の生活が大変ではある。
普段は家族などとも話はするけど、濃い話なんかするはずもなく・・・(普通はしないよねw)、家族以外となると療法士の人とかくらい、あとはSNS越しになってくるから文字のやり取りになってくる。
でもこうしてnoteなどに寄稿したりなどは普通?に出来る、稚拙な文面だけど。
そんなこんなの今回の稚拙な内容。
結構ガノタな話だ、センチネル、0083、AOZ,ようは宇宙世紀もの、家ではそんな話は出来ないw。
日々の生活としてはこれまでに書いてきたように退社もし、毎日リハビリに努めるのが日課になっている、これは再び1人で生活をしていかなければならないだろうからADLと呼ばれる日常生活動作のスコアを少しでも上げることが必須となってくるからだ。
最近のリハビリプログラム
リハビリトレーニングは主に理学療法、作業療法、言語聴覚、まぁリハビリ病院やクリニックで行う全てにおいてしている。
理学療法では運動や基礎体力、
作業療法では腕、手の運動域の確保、
言語聴覚は倒れてから4ヶ月の間気管切開して言葉を失っていたのと麻痺の関係から喋りにくいのを改善している。
なにしろ普通の生活が送れるようにするだけなのだが・・・これが大変。
そんな中でのリハビリの一環として昨年から再開したのがプラモデル作り、入門クラスから少しずつグレードアップしていった。
昨年で10体くらいか、健常のときはそこそこ作ってはいたのだが後遺症後は器用さが失われて、3年くらい文字もロクに書けなかった、今では少しマシになったけど当時はまだタイピング、マウスカーソルがおぼつかなかったぐらいだから今はマシになったものだ、今でも字は結構汚いけど(もともとかw)。
今の課題として
昨年からまた作り出したプラモデルも今年はもう少しレベルアップして凝ったものに挑戦できたらいいなと。
今思っているのが積んでたプラモの消費でなんちゃってグリプスセット再現。
健常の時に組んでいた旧HGUC百式に先日購入したクリアのベースを3つ駆使して、積んでいたリバイブもののmarkⅡにゼータでベース限定物を再現w。
これを直近の作業療法のリハビリに取り入れる、趣味とリハビリを兼てのプログラム。
ガンダムベースでセット売りの表面処理が特別なセットがあるけど、買えばほぼ1諭吉だからね。
こうやってリハビリプログラムでプラモ作りを自分でも組んでいくわけだが、今回は部品分割も少し今までとは違いそうなのもあるし、何より少し部分塗装にもチャレンジしてみようかなと。
基本的にパチ組だけれど、バリ処理も視野に入れての取り組み、前回までもバリ処理は結構取り組んではいたけど、1日で組んでしまおうと思っていたところが脳裏にあったから少し疎かになった部分もあったのではないかな。
今回は1日で1体を作り切ってしまうのではなく数日に分けて丁寧に作っていこう、どこまで実現できるかもあるけど。
作業療法のリハビリプログラムの一環としてと1時間ぐらいの集中的な取り組み。
久しぶりの部分塗装はトサカのカメラ部分がはみ出たり、胸のダクトがイマイチだったりしたが指が少し汚れたり昔の雰囲気がよみがえった。
しばらく京都のガンダムベースにも行けてないし、大きくなってリニューアルしたみたいだから久々にいってみるのもいいかも。
「藤岡建機」デザイン
カトキハジメデザイン、藤岡建機デザイン。
メカデザイナーは色々とおられる、もちろんセンチネルも好きな人なので家に置いてある、倒れる前だ、MGゼータプラスとか・・・。
今はレベルを少しづつ上げていくこと、そしていよいよ入院時からの待望の品、ハイゼンスレイ(正確にはハイゼンスレイⅡ)に取り掛かれる。
思えば幾年の時が過ぎただろう、AOZ(アドバンスオブゼータ)、Re-bootと呼ばれるシリーズの藤岡建機氏のそのデザインに惹かれ沼にのめり込んで、これからっていうときに倒れた。
メカデザイナーの藤岡建機氏も僕と同じように2019年に脳出血で倒れられたようだ、そんなこともあり余計に自分も頑張ろうと思える。
でも僕は九死に一生を得た、再び沼れるw。
脳幹故に記憶などは障害はなく、フィジカル面の著しい低下に留まったがこの病気の一番辛いところは後遺症。
その時は入院期間のリハビリを終えればすぐに作れると簡単に思ってた、でもそんなに簡単な話ではなかったのだ。
それからは今までに書いてきた感じだが入院中にまさかプレバン商品をポチるとは思わなかった、執念というかなんというか・・・。
取り敢えずプレバンリンク貼っとこう、こんなのをポチってた。
https://p-bandai.jp/hobby/special-1000010825/
もう売ってないけどw、再販するかな?。
ハイゼンスレイⅡポチれば次はハイゼンスレイⅡラーまでポチっちゃうw。
https://p-bandai.jp/hobby/special-1000011085/
これも売ってないかw。
このころはまだコロナ禍も来てなかったが故に入院中にもかかわらず病室からポチる、今ほど熾烈さは無かった、モノがモノだけに少しお高め、大きさも大きい、そんなこともあり比較的買いやすかった、今再版されれば瞬殺だろう。
AOZシリーズ。
正に沼だ。
これまでにどれだけ揃えてきたか。
TR-1にフルドド、プリムローズなどは何個手を出したか・・・。
結構ハマったところで脳幹出血である、勿体ない。
でもね、倒れて数年、ようやくリハビリも兼ねて趣味の1つであるプラモデルを再開できたのである。
そりゃワンハンドだしイライラするジレンマに陥ることもあるけど、数年ぶりに作ることの喜びが嬉しい。
OT(作業療法士)さんの言うには動かない左手を添えるだけでもいい、それが色々と働きかけるからと。
今回のタイトルも「夢はクジラにのって」のオマージュだ。
今後の展望
とりあえず今の課題をこなしていこう、できるだけ丁寧に。
今の感じだとどれくらいでできるだろう?、昨年は甥っ子が投げ出したキハールⅡ、赤バーザムとかが続きながら完成まで持ってこれた。
それが自信に繋がったわけだから悪くはない。
日々の作業療法としての1時間作業でもいい。
かなり支えにはならないだろうが左手を少しでも添えて。
憧れのハイゼンスレイⅡを組む日まで。
左手が動いても保持できなければ意味がないから、それなりに鍛えていかないと、それはまだ先の話。
最後の砦
最後の大将がこれだ!。
当分は作ることはできないだろうが、最終的にコレ目標でリハビリを頑張っていきたい。
このキットには大きいものを持つ、重量物を持つっていう課題が待ち受けているから。
これが出来たらMG(マスターグレード)とかRG(リアルグレード)とかできるスキル、日常生活が普通に出来るんだろうな。