日々雑言・ロール軸
「やっとここまで来ましたね」
先日のPT(作業療法士)さんの言葉。
麻痺側における、
肩=おおよそ110度
肘=寝そべった状態で顎に届くくらい
手首=少し曲げるくらい
指=握る(開くことは出来ない)
下肢に関して歩行に関しては過去の文面でおおよその動作は確認出来るが、上肢はプラモデル作りが出来る、それも物凄く凝ったレベルではなくそれなりにって感じ。
辛うじて筆塗りが出来ているのが幸いレベルか・・・。
昨年後半から上肢のリハビリで麻痺側(左腕)のロール軸
産業用ロボットでいうところのJ4、J5軸の動きに可能性の兆しが出てきた。
大抵こういった運動のリハビリに対しては回復期、リハビリ病院やクリニックで見られるとは思う。
発症後のリハビリで最初の6ヵ月が大事だったのだが僕の場合はそこまで余裕もなかったからね。
僕の場合珍しい例だろうけど制度の関係性から運動のリハビリがクリニックから訪問に移行して、なおかつ運が良いことに同じ療法士さんに診てもらえてるのが良かったのだろう。
療法士さん的にもこれだけ長く経過観察観れてる例はほとんどないようだった(逆に言うとこれだけ重い人で生きてるのが少ないのだろうか?)。
継続は力なりとはよくいったものである、もう6年目に差し掛かろうとするのだから、自分的にもココを意識してとかの感覚が掴めてきてはいるのだが・・・。
退院後に発症した帯状疱疹後の筋肉疲労具合がそれを少しスポイルしてしまってる節があるもののようやくスタートラインに立ったようである。
ようやくADL(日常生活動作)ポイントが動きそうである。
ここに来るまで5年半。