麻痺側と帯状疱疹
今回は写真がグロいので閲覧注意。
最近のフィジカルリハビリでふと思った麻痺側（まひそく）と帯状疱疹の関係、答えは出てないにしろ書きとどめておこうと・・・。
2019-06-03に脳幹出血（橋）で 倒れて奇跡的に生還したのはしたが、身体的能力も失い声も構音障害の為に不自由な人間になってしまった。
構音障害もさることながら片麻痺が色濃く出ていて毎日リハビリの日々。
入院生活をフルに費やし、12月末にリハビリ病院から退院してフィジカルリハビリ、言語のリハビリと進めてきて、友人からフィットネスバイクを譲り受け、日々トレーニングに明け暮れていた。
今思えば入院中に日光を浴びたのはほんのわずかではなかろうか。
STの時間にたまに病院の屋上のリハビリの散歩道を車椅子で散歩に連れて行ってもらったくらいだ。
2020-6月下旬、それが要因とは思えないが、退院して半年、帯状疱疹が発病した、免疫低下が原因だろう。
帯状疱疹は昔かかった水ぼうそうウイルスが身体の中に潜んでいて、免疫が下がったが故に再発するそうで、かなりピリピリ痛いらしい。
丁度熱くなってきた時期で6月下旬、最初は汗疹かなと思っていたが日に日に酷くなっていった。
麻痺側に発生したので痛さ痒みがわからない。
麻痺側に出たのは何か因果関係があるのだろうか？。
即座に皮膚科に受診、大きな病院に紹介状を書くから入院と言われた。
そこまでしないといけないくらいなのか、その大きな病院は脳幹出血で倒れた時の病院だった、病棟は違うけど。
リハビリ病院の時は設備などは身体が大体適応できてはいるが、この一般の病棟はやや不安がある。
当然のことかもしれないけど個室でトイレもあったので、なんとか不自由な身体でも対応できた、ましてやcovid-19が酷くなったところで部屋から出ることもなかった。
帯状疱疹は免疫があったらうつる心配は低かったんじゃなかったかな？。
この時は入院してても僕がこんな身体だからか両親の訪問は可能だった。
入院して毎日2回くらい点滴をした、たぶん抗ウイルス剤の点滴だろう。
食事が何故か嚥下が弱いって話が誇張されてミキサー食だったのが残念な感じだった。
ミキサー食は味気ない、まだ自転車競技の補給食の方がいい。
この生活が1週間ほど続いた。
入院時に診察で患部の写真をかなり撮られた。
この帯状疱疹、僕が麻痺なのもあり痛さがほぼない。
ホントはかなり痛いらしいしピリピリ感も凄いらしいが・・・。
不幸中の幸い、但しそれが原因で酷くなったんだろうけど。
何原因だったかは定かではないが免疫力が下がったのは間違いないから、治ってからはリハビリの歩行練習には可能な限り外へ出て日光を浴びる様にしている。
入院時は外に出て日光を浴びるとか全然考える余裕がなかった。
でも今はプラセボ的ではあるかもしれないがプラセボ効果で免疫が上がるかもしれないから。
今でも思うことが麻痺側と帯状疱疹による神経痛の関係。
僕は医者でもないし専門家でもないから憶測の範囲だけれどもフィジカルリハビリをしておもうのが麻痺側の脇腹。
たとえばOTで腕をあげたり、動かしていくときにどうしても脇腹にも力が入る。
歩くときとかもそうだ、何をするにも脇腹を経由して力が入る。
疲れてくると脇腹にも力が入らず力尽きる感じ、神経的につながっている様。
帯状疱疹が出る前の脇腹の写真が無いから比較ができないのが残念だが、帯状疱疹後の写真を見るとカエルの腹の様に「プクッ」と膨れている。
これが麻痺側であるが故のことなのか帯状疱疹由来なのか、はたまた両者が重なったからなのかが不明だ。
そして膨れている。
これ以後、風呂場で身体の左右を見比べても左側がどうしても「プクッ」となってる、リハビリの度に脇腹が疲れる。
これは3年経った今でもである。
シミやこの脇腹の膨らみが幾分マシになってるみたいだが、神経痛（？）のようなのは依然ある。
今でもOT関連で指の運動などをしていると「ウッ」と声が漏れる、すべて脇腹に影響している。
確かに力が入るときは人は自然と腹筋に力が入るものだが、このへんの因果関係が知りたい、帯状疱疹と神経痛は色々と文献があるけど、麻痺側と帯状疱疹の文献が出てこない。
学術論文とかではあるかもしれないけど。
帯状疱疹が収まりはしたがまた免疫が下がって再発しないことを祈る。
皮膚科では再発はないようなことを言ってたけどそれは健常者レベルでのことだと思う、もう普通の身体ではないのだから。
今はテレビでもよくやっているワクチンもあるみたいだからインフルエンザ予防の様に受けるのも手段としていいのかもしれない。
アノ感じは時間の無駄だ・・・。
先日尻餅をついて身体じゅうが緊張したときの影響だろうか脇腹が筋肉痛だ、例えるならば僕が健常のときにしていたシクロクロスで肋骨の疲労骨折的なので笑ったら脇腹が酷く痛いのがあるけど、そんな感じ。
1週間経ってようやくマシな感じ。
このまとめを書いてて、改めて写真を撮ってみた。
風呂場で前から見ると若干の膨れを確認してるが、後ろから見た感じではかなりマシな感じだ。
こうなってくると脇腹の神経痛的なのが何由来なのかますます知りたくなってくる。
外観的には治っているが神経的にはダメージを受けているのでは？とおもえる。
先述したがワクチンが結構普及しているみたいだからそんなのも予防としても良いだろう。
無論、僕もあの時よりかは免疫的にも強くはなってるだろうから。