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僕が木村石鹸を使いはじめるまで。

僕はいわゆる、動物愛護主義者で環境保護主義者。"おかたい"といわれるタイプの人間が、"やわらかい"洗剤に出会うまでのコバナシ。

洗剤なんてなんでもいいでしょ。

家も職場も高円寺なので『SOMALI』という名前は小杉湯でよく目にしていました。覚えやすい名前だし、パッケージもタイプ。もちろん品質がいいことも察しはついてました。でも「洗剤なんてなんでもいいでしょ。」という変な意地や貧乏性と、新しいものを日常に取り入れる気力のようなものが足りず、幾度となくすれ違いを続けていたんです。

すれ違いを繰り返すうちに、だんだんSOMALIが気にならなくなっていた10月。水回りの消耗品が一気になくなる時期が訪れます(こういう時期、ありますよね?)。動物愛護の仕事もしていることもあり、少し背伸びをしてシャンプーを環境に良さげなものにしてみようと思い立ちました。

しかしこのご時世、”サスティナブル”なんて言葉はすでに使い古されていて、何を基準に選べばいいのかさっぱり。執拗に調べているなかで見つけた基準は動物実験を行っていないことでした。

"こだわり"を持って選んでみる豊さ。

判断軸がひとつ決まると、そのなかで比較ができるのであとはスムーズ。動物実験をしていないことに加えて、パッケージデザインやコンセプト、原材料の産地などいろんな観点から「これだ!」と思える商品を見つけ出します。シャンプーが決まればトリートメントも。ついでにボディーソープも、と同じブランドで揃えていました。

自分のこだわりで選んでいる時間、注文してから届くまで、思いの外ワクワクしてる自分がいて少し驚きました。なにより、毎日のお風呂の時間が楽しくなるんですよね。1日一生懸命働いて、最後に好きな香りでお風呂に入る。それが少しでも動物のためになっていると思うと、幸福感もひとしおです。

この豊かさを、もう少しだけ。

「この幸福感、お風呂以外でも味わいたいな」と思ってしまったんですね。「純粋に好きと思える」「動物のためになる」という2つの理由が揃うとお金の糸目がなくなる僕なので、次に切れかけていた洗顔料に手を出します。店員さんと相談しながら選んだからか、これがまた抜群の使い心地。後日化粧水も買わせていただきました。(乾燥が目立ち始めてからは保湿クリームも)

こだわりの先の、愛着。

単に”こだわりを持つ”ことも大切ですが、そのことによるプロダクトへの愛着が毎日を豊かにしてくれるのだと感じはじめていました。そのシーンが1日の中にいくつもあること、その種類が多いこと。この2つが重要ということにもなんとなく気がついた頃、ふと「好きな服はどうだっけ?」と思いました。

好きな服には愛着を持って接しているか?

思えば、ドカっと洗濯機に入れてテキトーに干してたな。洗濯という家事が若干ストレスだったこともその時に思い出しました。「洗剤を変えれば楽しみになるかも!」と思い立ってからは早かったです。「そ...ま...小杉湯!」その勢いのままググりサイトをくまなくチェック。あった。「SOMALIは動物実験フリー」。決定。

やさしさが、やわらかい。

もともと知っていたこと、友人がよくTwitterにあげていることが相まって到着が待ち遠しかった。抑えきれずのツイートに公式さんが反応して切れたことも個人的にはグッときました。

使い心地は、想像以上にやわらか。香りまでやわらかい。特別「いい香り!」というわけではないんだけど、ずっと顔を埋めていたくなるような優しい仄かな香りとやわらかさ。今日も布団カバーを洗濯中です。

最後に、誰得か分かりませんが、いま僕が使ってるこだわりの商品たちをご紹介してお別れ。

●洗濯用石鹸/柔軟剤

●除菌消臭ミスト

●ハンドソープ

●洗顔料/化粧水/保湿クリーム

●シャンプー/トリートメント/ボディーソープ



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