
オーストラリアとベックのシンクロについて
ベックの記憶とオーストラリアはほぼシンクロしている。
彼のデビュー曲「ルーザー」の入ったアルバムがオーストラリアに来る前年の1994年。
そして、ベックをメジャーにしたアルバム「Odelay」が96年。
このアルバムはシドニーの街を歩きながら、本当に何回聴いたろうか。
今回、紹介する曲は99年リリースの「Midnite Vultures」

パンク〜ブルース〜ピップポップときて、ファンクときた。
しかも、80年代以降のファンク。プリンスみたいな曲もあって、ベックの多彩さに改めて惚れ込んだアルバムでした。
「Broken Train」はそれまでのベックがナチュラルに融合したような佳曲。
これくらいの距離がある曲の方が、当時の記憶がビビットに甦るのですね。
久しぶりに「Mutations」聴きたくなった。これは…98年か。
なるほどね。
