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【持論①:資格勉強はスクールに通うべきか】ワインエキスパート編

通うべき!
こちらが私の持論です。

私はヴィノテラスというオンラインスクールでワインエキスパート試験の勉強をしました。
独学ではなく、スクールに通った方が良い(オンラインなので正確には通ってはないんですが)点をいくつか挙げます!


  1. 効率よく学べる

  2. 試験に出る内容以外も知れる

  3. 自分の現在地を確認できる

まず1つ目、効率よく学べる
まずワインエキスパート試験について簡単に説明すると、日本ソムリエ協会が主催するワインの試験で年に一回行われます。
ソムリエとは違うの?というところなんですが、ほぼ一緒です。
ソムリエ試験は実際にレストランで収入を得ている人が対象で、試験は1次試験、2次試験、3次試験まであります。
一方、ワインエキスパートは20歳以上であれば誰でも受験可能で、趣味で受ける人が多いです。試験内容もほぼ同じで、1次試験はCBTテストで知識を問う問題です。120問あり大体7割くらいあってればパスできます。ソムリエ、ワインエキスパート内容は同じです。2次試験はテイスティングで、ソムリエは赤2本+白1本+その他のお酒2本もしくは赤1本+白2本+その他お酒2本です。ワインエキスパートは赤2本+白2本+その他お酒1本です。若干種類、本数が違うものの問われる内容は同じです。ワインエキスパートは2次試験までで、ソムリエは3次試験まであります。3次は実技で実際にお店でのサーブなど問われます。
1次試験は日本ソムリエ協会が毎年出している教本があり、問題は全てこの教本の中からとわれます。内容は900ページ近くあり、真面目に全部見て行くと途方もなく途中で挫折してしまいます。試験も出る内容と、あまり問われないところがあるので、そのあたりの強弱を教えてもらえるのが一番の良い点かと思います。さらにワインは世界各地の産地や歴史、地理的な内容も出るので、現地の発音が難しいかつ覚えにくい名前が頻発します。そんな時も覚えやすいようゴロで説明してくれたり、歌ったりしてくれるので、なかなか自分では発見できない覚え方も知ることができます。試験やワインことに当然精通したプロの講師が教えてくれるので、ワイン・試験に素人がイチから学ぶより圧倒的に効率よく学習できる点が最大の魅力かと思います。

2つ目は試験に出る内容以外も知れる
試験勉強していく中で、それそのものは問われないけど知っていた方が良い(みんなにドヤ顔ができる!)ことも教えてくれるので、ここも良い点かとおもいます。例えば、「ドイツワインは昔は甘口有名やったけど、今では辛口で高品質のやつ多いよ〜」とかイタリアのスパークリングワインは一般的にはトレントはシャンパーニュに似ていて厳格な感じやけど、フランチャコルタはやわらかい感じやで〜とか。北海道のキャメルワイナリーはカルディやで〜とか。そもそもワインを蒸留するとブランデー、日本酒を蒸留すると焼酎、ビールを蒸留するとウイスキーやで〜(これは試験に出るか、、いや基礎すぎて出ないかも)とか。試験には出ないけどソムリエ・ワインエキスパート持ってるなら知ってて当然っしょ!みたいなとこも教えてくれるので、これは独学ではなかなか得られない経験になるのかなと思います。

3つ目は自分の現在値を知れる
スクールだと過去問を提供してくれるので、そこでは自分がどれくらいの位置にいるのか確認できるし、また2次試験のテイスティングでは受講しているほかの受験生がどのブドウ品種を選んでいるのか、自分が選んで間違えたやつは他の人もおんなじなのか、はたまたその逆なのか、そういった独学では限界のあるところもカバーできるので、不安要素はかなり解消できるかと思います。

ワインエキスパートにおいては半年以上時間を費やしました。
働きながらの勉強なので、平日2時間、土日5時間を基本ペースとしてやってきました。
ワインスクールはもちろんお金を払って受講します。
ざっくり1次試験で10万、2次試験で10万、プラス自分でワイン買ったりでもう10万、合計30万円は使ったかと思います。
ただ、どうせやるなら、しかも毎日時間を捻出して設けた貴重な時間をより充実したものにするためには、やはりプロのアドバイスが一番効率が良いし、試験だけでない知識も習得できます。30万円で合格する確率を上げ、また今後一生使える趣味を手に入れることができるのなら、十分価値ある投資なんじゃないかなって思ってます!

以上、ありがとうございました!

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