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【陰ヨガ】 陰ヨガで夏の肥満予防

Junostyleでは、毎月テーマに沿って陰ヨガをご紹介していますが、夏は度々「肥満の予防や解消」をテーマにしています。

2024年では、Junostyle「夏の陰ヨガ講座」にて、6月23日(日) <むくみと肥満を解消>を開催しました。
また、新潟日報カルチャースクールの1day陰ヨガ講座では、8月25日(日) <夏の肥満を解消>で開催します。

陽の季節である夏には、外に出て汗をかくことでデトックスすることが大事です。
ヨガをやる方の多くは、痩せるためのダイエット目的でスタートする人が多いですが、夏はそのためのいい時期でもあると思います。ただ、運動をすることで脂肪を燃焼し痩せることは可能ですが、一方で燃焼するためのエネルギーを蓄えることを忘れてはいけません。蓄える概念「陰」と消費する概念「陽」のバランスの法則です。

蓄える概念=「陰」

中医学では、身体の全ての機能は、「気」で行われると考えます。つまり、しっかり食べるということは、健康な体をつくるために大切なことなのです。食べて栄養を取り入れることで、「気」が生成されて脂肪を燃焼するエネルギーを充分に蓄えることができます。「気」の蓄えがないと代謝力が低下して、逆に長期的には太る体質をつくることになってしまいます。「気」は主要な内臓に蓄えられて、必要なときに消費されます。

陰ヨガが肥満改善に役立つワケ

陰ヨガは、身体を静止して行う性質から、特定の経絡と内臓に働きかけて自然治癒力を高める効果が期待できます。内臓に「気」を補充する働きを助けます。現代人の多くは、ストレスなどにより気虚(気の不足)になっている場合が多く、新陳代謝が低下し、デトックス能力や脂肪燃焼能力が低下しています。代謝活動を支えるのは「気」です。つまり、ダイエットの基本は、活動の源である「気」を内臓に蓄積させることなのです。

夏は、暑さと湿気で内臓の中でも脾や胃がダメージを受けやすい時期です。栄養を吸収し、「気」の運化をする役割を担う消化器系をとても大事にしたい季節です。中医学の知恵をベースに組み立てができる陰ヨガを、是非、日常に取り入れてみてください。

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