よーく考えたら「心が病気になる」って変じゃね?
「鬱病は心の風邪です!!」
これは、10年ぐらい前のキャッチコピー的によく使われていた言葉。
「うつ病」と診断される前は、そうなんだーへー。と思ってたけど、よくよく考えたらさ、
なんで心が病気になるの?
心が病気になったのって見えるの?
心の風邪って言われたらなんとなく「そうなんだ」と思わせるニュアンスを持ちつつ、でも実は超曖昧な言葉じゃんね。
実際に風邪をひいたときと比べて、心の風邪って何を持って「風邪」と言うんだろうか、、。
問診票に書いた内容だけで「あなた鬱病ですよ」って言われちゃうのってなぁ。尿検査や聴診器を当てるでもなく、病気にさせられるのってモヤモヤするわー。
ツッコミどころ満載。
心の病に対して一応世界的な基準はあるけれど、そんなもん数十億人もいる人間に当てはめてみたところで、本当に意味があるのかなぁ。
私も「死にたい」とか「どうやって死のうか」ばっかり考えていて「はっ、もしや鬱病、、、」と思ったのは事実だけど、だからと言ってそれが「病気」と捉えられてもねぇ。
元々の性格がちょっと人と付き合うのが苦手だとか、なんでも面倒くさがる人だったり、出不精で一人が好きとかさ、そういう人だってたくさんいると思う。
でもそれを「心の病の基準(ネット上のうつ病チェックなども含む)」に当てはめて、意図せず「病気です」って言われることの切なさよ。
心はさ、自分が生まれてからずっと付き合ってきた一番の親友じゃんね(うーわ、なんかスピ系っぽい笑)
自分のことは自分が一番よく知ってるはず。
人の性格や性質に「いい・わるい」や「ネガティブ・ポジティブ」なども無いし。
自分は自分でしかないし、無理に明るくしようとか、気持ちを切り替える必要なんか無いんだよなぁ。
ましてや薬(精神薬)で力任せに性格を歪ませてしまうというのは、なんだか危険なかほりもいたしますなぁ。
解熱剤や咳止め薬なら目に見える効果もあるだろうけど、心に対しての薬(精神薬)で本当に気持ちが楽になるということは、、、無いねぇ(経験者)
本当に気持ちが楽になる、楽しくなる、心地いいとか、嬉しい、ほっとする、穏やか、などの気持ちを感じるのは薬じゃないよ。
「病気と薬」というセットではなく、
・自分はどんなことが好きなの?
・どいうことをしてるときが好き?
・嬉しいことはなぁに?
・つい笑顔になることってなんだろう?
自分がいつ楽しさや嬉しさを感じているのかを集めていたら、ドンヨリしてる自分をつい忘れてる時間が増えてくるよ。
最後にしつこく言っておこう。笑
心が病気だなんて、第三者に決められたくなーーーーい!!!
ではでは。