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#71 「王イズム」 × 学級の哲学

 おはようございます!
 ホークスの王会長のおかげで、何とか今週も乗り越えることができたパパ×先生!です。

 先週、野球を観戦する前に、「王貞治ベースボールミュージアム」で、心のエネルギーをチャージしてきました。

 王さんの本も読んでます!
(積読0作戦はどうした⁇)

王貞治(2020). 『野球にときめいて』.中公文庫

王イズムとは

 王さんのこれまでの歩みを学ぶとともに、「王イズム」についてあらためて考えました。

 「王イズム」に明確な定義がありませんが、「王貞治ベースボールミュージアム」にあった説明では以下の内容です。
(一部抜粋)

王貞治に教えを受けたもの、
その生き様に触れたものの心に
脈々と確かに流れ続けるものがある。

王貞治ベースボールミュージアムの説明より

野球への情熱と深い愛情
たゆまぬ努力
苦難に揺るがない不屈の魂
そして、他人に注がれる優しい眼差し
自分を信じ、チャレンジし続けるものに
王イズムは今も受け継がれている

王貞治ベースボールミュージアムの説明より

 ダイエー時代からのファンで、何となく王イズムの意味はわかるつもりです。
 自分の中にも受け継がれている気がしています。

 1999年の初優勝も今でも鮮明に覚えていますし、翌年のV2のときはドームで観戦していたため、王さんの胴上げも観ました。

 王さんが育ててきたものがホークスの文化となっていると思います。


スポーツチーム×哲学

 歴史のあるサッカーのクラブチームには、そのクラブの哲学があります。

 ホークスも「王イズム」がチームの根幹となる哲学であるのではないでしょうか。

 小久保監督や工藤さん、ジョーなど自分が少年時代、夢中で応援していた選手王イズムを受け継いでいることを嬉しく思います。


学級×哲学

 スポーツチームに哲学があるように、私は教師にも各々の哲学があると思っています。
 こんなクラスにしたい、こんな子どもを育てたい。
(もちろん各校の目指す児童の姿を意識しなければいけませんが。)

 自分だと、
・「成長」を目指す子ども(クラス替え
・安心して「自分らしさ」を発揮できる子ども(クラス)
・また、それを互いに認め合える子ども(クラス)
です。

 哲学がないと行き当たりばったりな指導になりますし、子どもたちにしっかりと方針として伝える必要があります。

 同時に学級にも哲学が必要だと思っています。学級文化と言えるかもしれません。

 哲学を作り上げて共有するためには、学級目標が重要であると考えています。

 もちろん、教師の思いだけで決めるのではなく、子どもたちとともに作ります。

 また、子どもだけに任せず、私の思いも伝えるようにしています。

 教師の願いと子どもたちの願いが掛け合わさったものが学級目標となり、目標の姿に向けて、チャレンジし続けることで学級の哲学(文化)となっていくはずです。

 そのためにも、学級目標を飾りにならないように、随時立ち返ることが重要だと思います。
 私は、学級通信のタイトルにしたり、学級旗に入れたり、エンブレムにしたりと身近なものにしています。


おわりに

 ここまで学級の哲学について書いてきましたが、哲学に固執しすぎて、子どもの実態とズレがおきないようにしなければなりません。

 以前の記事にも書きましたが、現在の目の前の子どもたちの実態に応じて、柔軟に対応していくことが重要です。

 あくまでも哲学はベースであり、押し付けにならないようにバランスに気をつけたいものです。

 と王イズムから自己を振り返りました。

 今回も読んでいただき、ありがとうございました。

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