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天体の時間軸 前編

こんにちは!
kiinaco*キナコです!

さて、人というのは、
「暦」に沿って生活しています。
この「暦」というのは、
明治以降はグレゴリウス歴、
いわゆる一年が365日の「太陽時間」の
暦を使っています。

これを基盤にして日常生活を送っていますが、

実際には、
人間の中には10天体分の時間軸というのが存在します。

まず「天体年齢域」というお話なのですが、
占星術では、
それぞれの年齢域ごとに
割り当てられる天体というのがあります。

月期(0歳〜6歳)
水星期(7歳〜14歳)
金星期(15歳〜24歳)
太陽期(25歳〜34歳)
火星期(35歳〜44歳)
木星期(45歳〜54歳)
土星期(55歳〜70歳)
天王星期(71歳〜84歳)
海王星期(85歳〜寿命)
冥王星期(死後)

ざっとこのような感じなのですが、
この天体年齢域も諸説ありますし、
伝統的占星術と現代占星術でも違うので、

その辺りはご了承ください🙏

月〜太陽の年齢域である、
0歳から25歳くらいまでは、
「自分自身を作り上げていく期間」となります。

まず月から。
月は28日でホロスコープを一周します。

月というのは、
0歳〜6歳までの幼児期なのですが、
幼児というのは毎日の新陳代謝によって、
急速に成長していきます。 
赤ちゃんって1ヶ月違うとかなり違いますよね。

また「お肌は28日で生まれ変わります。」
というのを聞いた事はないですか?
女性の生理の周期も約28日ですね。

月というのは、
「人間の新陳代謝(=細胞が生まれ変わること)」の
期間を表しているのです。

幼少期というのは、
毎日のように細胞が生まれ変わっていきます。
このように
人の肉体を作る上での時間軸が月なのです。

また月というのは
2日半で次のサイン(星座)に移動していきます。

その時はめちゃめちゃ盛り上がったのに、
2〜3日経ったら急激に冷めた、、、。
なんて事はよくあると思いますが、

これは月による、その時の「気分」の変化なのです。
月の時間軸というのは、
新陳代謝に必要な時間軸であり、
「気分」を司る時間軸でもあるのです。

次に水星ですが、
水星の年齢域は7〜14歳の学童期です。

水星というのは約88日でホロスコープを一周します。
一つのサイン(星座)に滞在するのは約一週間。

この「一週間」というのは、
「小学生の時間軸」と言われています。
何かのスキルを習得するのに約一週間かかり、
(例えば、出来なかった逆上がりを一週間練習したらできた!など)
お友達との約束も
一週間以上先の約束はピンと来ない為、
平気ですっぽかしたりもします。
(そもそも覚えていられない)

大人になると、
何かのスキルや資格を得る為には、
平均88日かかるとも言われています。

このように、
人とのコミュニケーションや、
スキルの獲得のために必要な時間軸が
水星の時間軸なのです。

また「噂話」や「ゴシップ」などを
司るのも水星なのですが、
「人の噂も75日」なんて諺があるように、
どんなにWSを賑わした芸能ネタでも、
75日(88日)もすれば、ほとんどの人が
忘れてしまうという事です。

次は金星です。
金星の年齢域は15歳〜25歳くらい。
いわゆる、思春期・青春時代ですね。
金星は225日でホロスコープを一周します。

若い子(金星期の子たち)の流行がコロコロ変わったり、
去年の服なんて死んでも着たくなかったりするのは、
金星の公転期間が一年未満(225日)なので、
一年前のものは古く感じるからです。

一つのサインに滞在するのは平均して19日。
高校時代(金星期)、付き合い始めたのに、
3週間で別れたとかは良くある話ですねww

また、転校生がクラスに馴染むのも
3週間くらいだと言われています。
「新しいものに馴染むのに必要な時間軸」
というのも水星が司っています。

このような事を繰り返しながら225日かけて、
身内(家族など)以外で自分を受け入れてくれる場所、
身内以外で無条件で愛してくれる場所を探して、

愛されるに値する自分を自覚していくのが
金星の時間軸なのです。

次に太陽ですが、

金星期までの間に
必要なものを与えてもらえる自分、
身内以外からでも愛される自分というのを
十分に自覚して、それらを受け取り、
自分に自信を持ち、

社会の中での自分の居場所を
自分の力で見つけられるようになると、

初めて得られる時間軸です。

太陽は、いわば「自分の看板」です。

社会の中で受け入れられる自分
というのを自覚して初めて、
「私はこういうものです!こういう物をみなさんに与える事が出来ます!」
と、声高に世の中に対して発信出来るようになるのです。

こうして、
自分の看板や
自分の社会的居場所を作りあげていくのには
365日🟰約一年必要だということです。

ですから、
社会に出てすぐに
自分の思うように振る舞うというのは
かなり難しいこと。

最低でも1年は、
「看板作り」「信用作り」に
全力投球してください。

ここまでが、
「自分自身を作りあげていく時間軸」です。

ここから先(火星から先)は、
「社会的に何かを成し遂げる時に使う時間軸」
となります。

後半につづく

神社系星読み
kiinaco*キナコ

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