プロジェクトはじまりました
さて、「クリエイティブコーディネイター」て何?とよく聞かれます。
アート・写真・イラストなど様々な「アートワーク」と、それを生み出す「クリエイター」と、それを用いて『何か』をしたい「クライアント」の3つを繋げて、良い形の成果物を目指し皆がストレスなく進行できるよう運営・進行管理をしていく仕事です。マネジメント、方向性、コミュニケーション、落としどころ、先読みなど、まさに「クリエイティブを軸に」チームワークでお仕事をさせて頂いています。
現実的にも理想的にも私が生きていくに不可欠なエンジンが「アーティスト」「クリエイター」です。彼らの創作物=クリエイションが無ければ成立しない。とても大事なパートナーです。
新型コロナで私たちの暮らしは一変。先月まではプロジェクトも成立し、外食を楽しみ、ギャラリーや美術館にも出かけていたのに。私が住む大阪府も非常事態宣言に入り、あらゆることが予定通りに進まなくなった。
プロジェクトや仕事は延期、中止または様子見。声かけしていたアーティストも待機状態。「参ったな」の連続で経済がどうなっていくか誰にも分からない。唯一分かったのは、観念的なことかもしれないけれど、「昨日の日常は今日の非日常」だということ。大きな自然災害を幾度か経験したものの、戦争のない国で生活し、日常は連続し、時間に追われる平日とリフレッシュの週末は当たり前にやってくるー、と何の意識も危機感もなかった。
多少のゆとり時間ができ、ボーッとしていたら自分の中で「何か途切れている」感覚がワーッと湧いてきた。そう、「クリエイティブ」な気持ち、アーティストやクリエイターと「しつこく繋がり続ける気持ち」が途切れていることに気づいたのです。
2週間前、誕生日メッセージにアーティストからメッセージをもらいました。「いつまでも僕たちの味方でいてください」「私たちのビッグママ!」「HBD to my dear Mummy!」ー それを思い出したら涙が溢れてきた。何かしないと!
クライアントと組む事も考えたが、フリーランス個人として「ピュアにやること」が大事だという結論に達し、すぐに信頼できるイラストレーターのロケット・ジャックをzoomで呼び出し相談。自分発信の一方通行になるのが嫌だったので、主役のクリエイター目線でこのプロジェクトがどう映るのか意見を聞きたかった。私は彼の思慮深さが好きなのです。
はやる気持ちを落ち着かせ、ブレストを重ねて。
始めます。
「ART GOES ON 」(アート・ゴーズ・オン)
アートやクリエイティブは止まらない。
様々な理由で創り続けるのが難しい時、気持ちが揺らぐ時、つくり手も観る側も同じテンション維持とは限りません。でもアートやクリエイティブを「し続ける」「継続する」ことが大事。その思いから、”go on” という現在進行形の言葉を選び、「今もこれからも続くよどこまでも!」の気持ちで名付けたプロジェクト。一つ一つの波を集めて大きな波にして投げかけていきたい。
「『こんなにも世の中はクリエイティブで溢れている』を知ることで、
『心ある世界』を共有することができる。
描き続けること。私は外に向かって伝え続けること。」
この『継続する』を共有し目指したい。これが目的であり根っこです。
アーティスト・クリエイターの皆さん、ご自身のSNSアカウントに作品を投稿してください。自主投稿です。審査もチェックもありません。
新作・旧作不問。ジャンルレス。
唯一の縛りは「攻撃しないアート」であること。あからさまな批判めいた作品は避けてくださいね。
投稿では、①名前 ②作品タイトル(あれば)③ART GOES ONへのメッセージとともに、@artgoeson2020 のタグ付(SNS共通でこのアカウントです)。そして、#artgoeson #アートゴーズオン のハッシュタグ2つをお忘れなく!それを追いかけて@artgoeon2020のSNSで紹介します。
そのうち、インスタグラムでは #artgoesonで投稿された多様な作品と作家紹介が日々集積され 、ギャラリーのようになりパワーを発するでしょう。
日本語・英語で世界と共有して世界に発信します。
海外のクリエイティブディレクターたちにも声をかけてみます。
また、国内外のメディアに伝えるためにプレスリリースも配信します。
ぜひアーティスト・クリエイターの方の参加をお待ちしております。
ここから何かが生まれて派生していきます。
そして、これに賛同してくださる方がいらっしゃれば是非ともシェアをお願いします。
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