勇気を出して言葉で伝えよう
カフェでなんとなくぼーっとラジオを聴きながら仕事をしていると、「あっ」と気になることが耳に入ってくることがたまにあります。
流れてきたのは、「子ども道徳」(ちがうかも?うろ覚えですみません)なるコーナーで、小学生が自分で疑問に思ったことに対して自分なりの考えを発表するものでした。
そこで小学生の疑問に思ったことがすごかったのです!
「「好き」って言われたらうれしいのに、「好き」って言うのがむずかしいのはなんで?」
と。
これを耳にした瞬間、たしかにーーーーーー!と心のなかで叫んだ自分がいます(笑)。
たしかに言われたらうれしいし言われたいのに、自分が言葉にするのはちょっと勇気がなくてなかなか口に出せません。
自分がされたいことはまず自分がするんだよ、とも小さいころから教わってきたはずなのに、それでもできない、、、なぜなのでしょう。
相手の反応が怖いからなのでしょうか。。こっぱずかしい気持ちがあるからでしょうか。
わたしはこれは、日本の文化による刷り込みだなと思いました。
アメリカの海外ドラマや映画では「好き(I like you.)」とか「あなたを誇りに思うよ(I'm proud of you.)」とかを口に出して相手に思いを伝える、承認するシーンをよく目にします。
かくいう日本のドラマや映画では、一代決心をして「好きです!」とか思いを伝えるシーンが思い浮かびます。
「好き」という言葉の重みがなんだか違うのかもしれません。
それでもやはり、相手にきちんと自分の思いを伝えることは大事だし、相手が喜ぶことならなおさらです。
日本のよくいう「察する」文化は、とてもいい文化だとわたしは思いますが、適切なときにはあえて察することなく、はっきりくっきりと伝えるべきなのでしょう。
思いを言葉にして、ちゃんと相手に誠実に伝えていこう!と改めて感じる出来事でした。
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