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しがらみを捨て空飛ぶ緑の魔女

映画『Wicked』ウイキッドを観てきました。

歌手アリアナ・グランデと、実力派歌手であり女優のシンシア・エリヴォが主演の映画です。

若い世代に人気とのことで、アラフィフ世代のわたしが楽しめるのか?とちょっと不安でしたが、(ミュージカル調に慣れてしまえば)しっかりと楽しめる映画でした。

。。。と言いつつ、迂闊にも中盤で寝に落ちてしまったので、あまり胸を張って言えることではないのですが。目が覚めたら、仲間違いしていた人たちが仲良く歌って踊っていたので、わたしが眠っている間に問題解決、仲良くなっていたようで安心しました。



ストーリーはさておき、クライマックスに出てくる歌がとても印象的で!

Something has changed within me
Something is not the same
I’m through with playing by the rules
Of someone else’s game
わたしの内側で何かが変わったの
今までとは違う
誰かのゲームのルールに従って生きるのは
もうおしまい

Defying Gravigy The Wicked Soundtrack


→ この「内側で何かが変わった」というくだりで、そうそう!そこが大事!
と思いました。やっぱり自分の内側が変わると、もう全てが同じではいられなくなります。


“Everyone deserves the chance to fly!”
「誰もが空を飛ぶチャンスがある」

And if I’m flying solo
At least I’m flying free
私がたった一人で飛んでいたとしても
少なくとも私は自由よ

Tell them how I am defying gravity!
I’m flying high, defying gravity!
彼らに伝えて、私はしがらみから自由になるの
私は空高く自由に飛び立つの

And nobody in all of Oz
No wizard that there is or was
Is ever gonna bring me down!
このオズのすべての人々も、現在過去未来の魔法使いも
私のことを決して止めることはできない

Defying Gravigy The Wicked Soundtrack



なんとなくディズニー映画『アナと雪の女王・フローズン』の思い出させる内容でした。エルサが、自分の役割を必死に果たそうとしていたけれど、やはり自分に嘘はつけず、隠すことをやめて「過去は過去、わたしは私なの!」と、氷の世界へ行ってしまうあたり。

『アナと雪の女王・フローズン』が公開されたは2013年。10年経った現在でも、こういったメッセージ性のある映画が出てくるということは、世間的にもまだ必要とされている考えなのでしょう。

または、「この10年間、どのくらい自分に嘘をつかずに生きて来ましたか?」と、問われているようにも聞こえます。

とはいえ、自分に嘘をつかないー という考えは、約4000年の歴史のあるヨガ哲学でも言われていること。


結局、人間は10年前も現在も、4000年前も、似たようなテーマを抱えて生きているのかもしれませんね。


特に、占星学的に風の時代に入ったと言われるこの時代。

今現在、行き詰まっている人、二進も三進も行かれない状況にあるという人は、『自分に嘘をつかない』生き方を探らないと、このトンネルから抜け出せないそうです。

誰かに(外側に)助けを求めても求めても、答えは自分の中(内側)にしかない

という状況。自己探求をしてこなかった人には、大変辛い時期だと思います。

今まで自己探求してきた人も、引き続き自分に向き合う必要はあると思いますが、「自分の見たくない部分を見る」ことにある程度は免疫がついているかと。。。


余談ですが、主演の一人、歌手のアリアナ・グランデ。
しばらくこの女優さんがアリアナ・グランデだと気づかないほど、容姿が変わっていました。人の容姿を話題にするのは抵抗がありますが、あまりにも体重が減ってしまったようでどうしたのかなぁと思ってしまいました。ちょっと調べてみたら、どうやら精神的に不安定で辛い時期があったようです。

その時期を乗り越えた今は、内側は最悪の時よりうんと元気になっているから見た目で判断しないで、とインタビューで答えていました。


何事も外見でジャッジしたくなるけど、重視すべきは内側!ですね。


日本では2025年3月公開予定。
日本語版も楽しみです。



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jjkoishi
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