感情を取り戻すには
幼い頃だったら、みずみずしい感性があっただろう。
いつのまにか、わたしたちはこの感性ってやつを失っていく。
大人になる過程で、やらなくちゃいけないことが増えていくからね。
無邪気な笑顔を見せていた我が娘が、もうやるのに疲れたソフトボール部の活動を、人数が少ないからやめられないという理由で、じぶんを奮い立たせて行っていた。
あの頃の、輝きを失った瞳を思い出すと悲しくなる。
そのときの娘が教えてくれたこと。
感性を取り戻すには、やりたいことをやるっていうことは大切なこと。
もうひとつ、
じぶんの感情に蓋をしないってこと。
おすすめはノートに書くこと。
じぶんのどんな気持ちでも書いていい。
あのときああ言われてわたしは怒っている
とか、
あいつ許せない
とか、
わたしあれやりたくない
わたしもうあれ好きじゃない
めんどくさい
とか、
何を書いても、全肯定。
だよね。そう思うよね。
そりゃそうだよ。うんうん。
ポイントは全肯定。
ポジティブな感情だって、書いてもいいわけだけど、
こういうときって割とネガティブな気持ちを抑圧してるから感性を失ったときだから。
わたしの場合は圧倒的に、ネガティブな感情ばかりだった。
2、3年続いた、と思う。
誰もがすこまでかかるとは思わない。わたしの場合は抑圧の期間が長すぎた。
とにかく、気持ちを表現しまくるのだ。
そして、ひとはネガティブな感情を抑えてるとポジティブも麻痺して感じれなくなってくるから。
だから、表現の自由をいまこのタイミングからはじめてよう。