優しい人たちと~野草勉強会
初めて瀬織津姫カフェで行われている野草勉強会に参加したのは、6月。
そこに集まる優しい人たち、居心地の良い場所、面白い野草のあれこれがすっかり好きになり翌月分もその場で予約しました。
その後日程が合わず行けませんでしたが、10月の会に申し込みができて、昨日行ってきました。
瀬織津姫カフェはよくあるカフェを想像していくと???と思う空間です。広くもなく妙な明るさ。カフェにしては小ぶりなスペースにピアノが置いてあり、ピアノ曲のCDがかけられています。
野草勉強会の先生は、「音読×発酵」によく来てくれる啓子さん。彼女や野草料理を作ってくれるミカリンママを慕ってくる参加者の方々は優しい笑みをたたえた方々です。
毎度野草勉強会では始めにカフェを出てすぐのところにある外濠公園を散策し、色々な野草を見て啓子さんが説明をしてくれます。
会の初め、啓子さんが申し訳なさそうに、外濠公園の草が刈られてしまったと告げました。
実際に行ってみると、あらま、しげみが丸坊主。
初めて参加したのは6月で今は10月日も暮れて辺りは真っ暗、懐中電灯の明かりを頼りにかられた後もまた伸びてきた植物を観察しました。なにかないかなと自分たちで探すのは案外楽しく、ついついしつこくスマホのライトを当て続けました。食べられると聞いておひとりが木の葉をむしって口に入れてもぐもぐ、結構おいしい!と言うとみんな次々と枝に手を伸ばしむしゃむしゃ、わたしも食べてみました。うん悪くない。
カフェに戻るとお食事の準備ができていました。
バイキング方式で野草料理を自分のお皿に取っていきます。
野ブドウの納豆和え、ツユクサを厚揚げと炒めたもの、芙蓉の白ワイン漬け、ヤブガラシの天ぷら、カキドウシのお浸し、金木犀の寒天寄せなどなど。
皆で盛り上がり少しずつお皿に盛っていただきました。
まわりの人たちはどなたも初対面でしたが、啓子さんがわたしを「カタカムナの先生」と皆さんに紹介してくれ、みなさんカタカムナをご存知でもあり、自然と会話が生まれとても居心地の良い空間になっていました。
食べた後に啓子さんが野草のことを説明してくれ、そのあとに自己紹介タイムがあり、よりお互いのことがわかり、Facebookでつながったりしました。
帰りは駅まで正面にいた女性と歩きました。
彼女は本質的なことが直感でわかる感じの人でした。
第1回の野草勉強会に来たあと、昨日の第10回に参加したとのこと。必ず必要な出会いがあるのよと彼女は話してくれました。わたしもその一部であったらすっごく嬉しいなと思い反対方向の電車に乗って手を振りました。
植物を愛し、野草料理を喜ぶ優しい人たち、啓子さんとミカリンママが作り出す雰囲気は骨まで優しく染み入るようでした。
ご縁に感謝、快く夜の外出をさせてくれる家族に感謝。
よかった、ありがとう。
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