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「音読×発酵」~響きあうのは声だけではない

音読の仕事をどうやっていきたいか相棒のしゅりさんと話しあった時、自分の好きな発酵と抱き合わせるアイディアを出しました。
しゅりさんも応じてくれて、じゃあ明後日の金曜日やってみよう!と急に決まり、ママ友を数名お誘いして第一回「音読×発酵」が行われたのでした。今思い出してもなんてスピード感あるのでしょう!

第二回を経て今日は三回目の「音読×発酵」でした。
体験会の参加者を募ることには難儀している今日この頃ですが、今回の「音読×発酵」は案内を出しただけで満員御礼となり、この企画に興味を持ってくれる人が一定数いることに嬉しく感じました。直前におひとりキャンセルになりましたが、今日も無事に会を終えることができました。

わたしの英語勉強仲間のMさんと、日本語音読指導者養成講座の第三期生のYさんが暑い中来てくれました。
始めの自己紹介から皆自分の想いを伝えあいます。「どうして来てくれたのか」という質問をしていたのですが、お二人ともしっかりと語ってくれました。Mさんは英語でも音読を大切にし、お子さんを小さなころから学力を伸ばすというよりは地力を伸ばす考え方で環境設定してきています。今日初めてお会いしたYさんは「食」特に和食に造詣のあるかたで、音読と掛け合わせることを考えていらして、わたしたちの「音読×発酵」に共鳴し来てくれました。

何かを一生懸命している人たちと場を共にすることは、素晴らしく心地よいことです。ただ世の中にあるニュースやゴシップをひょいとつかんで意見を交わしたりするおしゃべりの楽しさとは違い、各人が自分の内からあふれてくる想いを触れ合わせる、響き合わせる。波動とかあまりよくわからないですが、こういうときって波動が高いというのかもしれないと思います。

今回は発酵とのゆかりを薄いながらも見つけられる古事記を音読の題材に選びました。大人四人で古事記を音読します。だんだん皆の声があってきて美しいユニゾンになりました。その後は発酵チャレンジ、「生姜麹」を作る予定にしていました。生姜の重さをはかって切る人、塩や麹を計量する人、しょうがをフードプロセッサで細かくする人に分かれ、わたしはいろいろ道具を出したり、指揮していきます。全員の常在菌が写るように麹と塩を順番で
手ですりすりしました。

カタカムナを誦んじながら

その後は軽食ランチ。毎度恒例のおにぎりランチ。
具だくさん味噌汁、麹納豆、塩麹に付けた蒸し鶏、ニンジンラペ、玉ねぎ麹ドレッシングをかけたおかひじき。デザートにミキ。

なるべく発酵食品(調味料)を使った食事。お野菜は無農薬or有機野菜。


そして今回はお子さんもいたので、甘麹を使ったアイスも作り、最後に皆で食べました。

甘麹を使ったチョコバナナ、甘麹と豆乳にレモン汁を加えたアイス。いずれもノンシュガー&ノンオイル。

部活が休みになった息子も一緒にランチ。初対面ありのメンバーなのにとても和気あいあい。皆で同じものを食すことで心がほどけて和んでいく。

今回も満ち足りた会でした。
帰った後、Mさんがメッセージをくれました。ののたん(わたしの呼び名)のがんばる姿を見れてよかった、これから活動を始めるYさんも勇気づけられたと思う、それに幸せを感じたよ、と。

Mさんとは英語学習でつながり、定期的にどこかで集まってはTOEICの模試を真剣に解き、お互い900点越えを目指して勉強しあった仲です。そして二人めでたく900越えを果たしました。
一緒に頑張ってきた彼女のメッセージ、ああ、わたしたちはいつも前を向いていて、そこにかけがえのなさを感じているのだなと気づきました。

「音読×発酵」
素敵な方々が参加してくれて、素晴らしい会に育っています。
音読×発酵=∞
先日発酵と腐敗の違いについて学びましたが、大切に発酵させて美味しい体験をたくさんしていきます。


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