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映画「サウンドオブフリーダム」
FacebookとInstagramに毎日ブログ紹介のために投稿しています。
Facebookの方が馴染みがあり、よく見ています。
ここ2週間ほど、「サウンドオブフリーダム」を見てきました!という投稿をよく見かけ、その映画はアメリカで興行収入1位、小児性愛犯罪の実話を再現しており、こんなことがあってはならない、少しでも多くの人に現実を知ってもらいたい、と拡散されています。
わたしも日本でも9歳以下の子どもが年間1000人以上行方不明になることを以前から知っていたので、この映画は日本人にも無縁なことではないと思い、観に行くことにしました。
その当日、日比谷シャンテでの午後の回を予約し、朝は自宅でオンライン英会話レッスンを受けました。わたしが習ってきた中で最高の講師Danielはアメリカ人で、メキシコにすんでいます。
「今日の予定は?」の先生の問いに「サウンドオブフリーダムを観に行く」と答えました。
先生は、「あの嘘の映画ね」と言いました。
過激なこと扱って実話と言ってるけど、情報提供した人が嘘だと言ってる、と。
ありゃりゃ、そうなの?
「でも興行収入がインディジョーンズよりもよいのでしょう?」と聞くと、
「あれは配給元がチケットをみんな買い取って配ってるからだ」とのこと。
なるほど、そうか〜。
わたしは自分が認識していることと真逆のことを先生が言ったので愉快ではなかったけど、何年にも渡り週2回の割合で会話してる先生に親しみしかなく、I see.を繰り返しました。
嘘とまこと、一直線上の両端に存在しているふたつ。違う違うと言い合ったってお互いさま。嘘だほんとだと議論しても、2人で証拠に当たる事実を目の当たりにしない限り結論は出ないと思います。目の当たりにしたって同じ認識にならないかもしれない。
興行収入での箔付け、これもこうコントロールはできるものなんだな。
この映画に描かれているようなことは、イギリスの王子が提訴されるなどちらほらニュースでも見るし、行方不明者数を見ても事実ではと思っています。
しかし、本当か?と聞かれたら身近であることでもないし違う可能性もある。信じているだけ。
それは先生も同じ。この2人が議論してどちらかがより正確な納得のいく理屈を提示して、同じ意見になったとしてもあまり意味がない気がしました。
このように、出鼻をくじかれ?た後に映画を観ました。
ショッキングな画像はなく、主演の刑事の誠意、被害を受けている子どもたちのいたいけな様、子どもを突然奪われた親の姿が淡々と描かれていました。
エンドロールの終わりに主演俳優のメッセージがあり、胸打たれました。
先生だって、こんな事実があってはならないと思っているはず。
個々が確かな道徳心を持っていれば起きないことでもある。
ほんとでも嘘でもそれがどうかに感情を奪われず、子どもを大切にすることで意見を同じくできたらと思いました
よかった、ありがとう。