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子どもたちと学ぶ場所

毎日を自分の中心を感じながら生きています。
今日は浅草で本部のお手伝いをすることになっていました。

本部の前田先生はオンラインで「キッズスクール」という学校を開いています。普段はオンラインで学んでいるのを月イチ程度東京と大阪でリアルに会える日を設けています。東京でのリアルデーが今日でした。

10名ほどの子どもたちが集まりました。
まずはゆるゆるッと音読から。
母音のあいうえおを発声してから男女がわかれました。
「曽我さん、女子の基礎発声をお願いします」と前田先生から指示をいただき、担当をさせてもらえることに。

それから何分くらいだろう、15分?20分?夢のような時間でした。
母音の発声の仕方をまず説明、子どもが相手なので飽きさせないように気をつけながらスピーディに進めました。続いて子音の発声。体験の子以外は知っている内容になりますが、わたしに応えるように大きな口を開けて発声をしました。大人と違って大体の子が目を合わせてきます。その積極的にコミュニケーションを取ろうとする子どもたちの無垢な視線を受けるのがありがたくて嬉しくて、今何度でも思い出しては幸せな気持ちになっています。

その後は算数、作文に打ち込む子どもたちの間を巡りながらアシストしました。それぞれに好みや得意不得意があります。苦手でも粘り強く取り組む子、算数には打ちひしがれた様子でも作文は黙々と見事な作品をいくつも書く子、作文のネタがないとうだうだ周りと絡んでいた子が書くことが定まったら自ら離れた場所に行き集中して鉛筆を走らせていたり。

前田先生のそれぞれの子の個性を生かしながら指導をしている様子、絶妙な切り返しも非常に勉強になりました。

自然派お母さんグループ「おひさまのおうち」の後藤小巻さんが「いのちの方向性」と言う言葉をよく使いますが、前田先生のキッズスクールは学校のような一本のベクトルではない、それぞれのいのちの方向性を大事にした場所なのだなあと思いました。

帰り、浅草橋駅まで歩きながら川面に浮かぶ屋形船や神社を撮影しました。
こういう情緒のある場所が選ばれているのは作文を書きやすくするという前田先生の配慮が働いているからでしょう。

たまたまミクマリ音読道場が今週末お休みだったことで得られた機会。
より多くの子どもたちと関わっていきたい。
そう再認識させられた素晴らしい一日となりました。

よかった、ありがとう。

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