地域の一員になりたい
日本語音読指導者になって、さいたまに音読を広めたいとさいたま市在住の相棒しゅりさんと活動しています。
活動を始めて2年になりましたが、生徒の数は一進一退。集客は一筋縄ではいかない、難しさを思い知り、なすすべを失っています。
そんな中、近所にあるコミュニティスペース浦和コモンで「ぐるぐるおさんぽ市」というイベントがありました。
浦和コモンの他にカフェ、シェアキッチン、合わせて三か所を歩いて巡ろうというものです。
今年は第二回、昨年は朝から雨がしっかりと降っていたのに対し、とってもいい天気。
まずはマーブルテラスというカフェに行きました。
久しぶりの顔に会いました。以前音読体験会をさせてもらったスペース「まめたんく」の運営をしているちーくん。生後1か月の赤ちゃんと一緒、なんて可愛いの!!抱っこさせてもらい、子どもに音読をサイコロ暗算を教えたい!と話すとちーくんはアイディアがあるとコーヒーを飲みながら今後のビジョンを話しました。
すべて売り切れのシェアキッチンは通過して、浦和コモンへ。
なじみの顔がスタッフであったりお客さんであったり。
少し買い物をし、我らが珈琲王子わゆらさんのコーヒーをいただきました。
初めて見る男性二人組がいました。コモン代表の田中ぶちょーが説明をしていました。近所の人たちの憩いの場になればと言った浦和コモンのコンセプト、今回のイベントの趣旨、近隣の似たコンセプトの施設の案内などしていました。彼らは「もっと前からここを知りたかった」と話していました。
ぶちょーとの会話が聞こえてきて、彼らがわたしと同じ町内に住んでいることがわかったので、話しかけてしばしおしゃべり。
こういう企画で買い物や飲食をして、地域にお金を落として循環させることの意義、大型チェーンを利用しても払ったお金は下手したら海外に行ってしまう、地域を活性化するのは地域住民でしていくことなんですよね、などと話し意気投合できました。
音読を広めたい、の想いがありながら具体的な策もなく日々を過ごしていましたが、今日は初心に帰れたような気がしました。
そうだそうだそうだった、初めてコモンに来た時のこと、去年のぐるぐるおさんぽ市で覚えた興奮を思い出しました。
この場所に住むことになった縁。
感謝してこの地に貢献。
自分の想いばかりじゃなくて、住んでつながることを深めていこう。
よかった、ありがとう。