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ボランティア活動の負と希望

以前は無縁だったのに、今年の4月からボランティアに関わらない週はないほどボランティア三昧です。

月曜日の小学校での放課後スクール
中学校のPTA本部
育成会
小学校の図書ボランティア(これは好きでやっている)

いずれの活動も図書ボラ以外は時間が長いのが特徴。
小学校での放課後スクールは14時から入り16時25分で早退して息子と天真体道へ。
昨日は朝の9時半から16時過ぎまで中学校にいました。返さなくてはいけない本があったので、17時過ぎに家を出て大宮まで電車に乗って返しに行きました。
今日は朝の9時から図書ボランティア、午後は中学校で授業参観なのでその前に行って本部役員として受付に立つ仕事があります。時期本部役員の推薦用紙を入れるボックスのところに立つので、冷ややかな視線を受けれればまだしも見えないものとしてスルーされることでしょう。

週末のミクマリ音読道場の活動のためには週前半に連絡業務などをしなくてはいけないのに、その時間が取れない。ほとんど主婦みたいなものなのに、こんな日々だと何気なくスマホをいじる時間もない。
もちろん毎日ではないし、他の日は自分が好きで入れた予定を楽しんでいるので、完全な愚痴ではあります。

ボランティアにまみれる生活をするようになり、ボランティアってなんぞやと思うようになりました。

中学校のPTA本部での実務は副会長以下の6名でおこなっていますが、来年3月で4名の方がお子さんが卒業するので去ります。その後任を今絶賛募集中ですが、まだ決まっていません。なかなか決まらないから、2年の任期を三年務める羽目になり学年構成のバランスが悪くなっています。

育成会でもメンバーが高齢化しているので若い人を入れて世代交代をしていきたい、メンバーの方々は他にも放課後スクールや民生委員などをしている人が多く、ボランティアに縛られた生活で疲弊している。当然関わっている時間は仕事もできない。

ああ、書きながら暗くなってきました。

わたしも以前はノーボランティアでした。
息子が小学校に入り、同じマンションの先輩が「本部とかはやりたい人が絶対いるからそういう人に任せておけばいいのよ」と教えてくれ、やりたくないものだからその通りと思い、自分の考えとして採用しました。子どもの学校や地域での生活がボランティアの人の助けもあって成り立っていることに気付きも気づこうともしませんでした。

今も心から「やりたい!」ではなく、やる役回りになってしまったというマインド、そしてボランティアに触れてわかりました。
「やりたい人」というよりは「断らない人」でボランティアは成り立っている。「断れない人」もいるかもしれない。

活動に感謝してくれる人もいますが、「関わりたくない」オーラを出す人、「好きでやってる人たち」の視線を投げる人、心地よくない対応をする人が大体です。そんな中たまに感謝の言葉を直接伝えてくれる人が一人いると「やっててよかったぁ!」となるやや寂しい環境です。

ボランティア、その意義をやっている当人もわかっていなければ、周囲も「物好きだよねえ」と思っている。この辺にもやもやの元があるのかもしれないなあ。

ひとつ救われるのは、北浦和地域の人々と関わり活動していると、「もとPTA本部」という人がたくさんいること。この素敵な方々もPTA本部だったんだ。その時ばかりは「わたしもです~」と嬉しくお話しできます。
みんなが嫌がることをできたらこんな素敵な人たちになれるかも、仲間になれるかも。それだけが今のところわたしのボランティア活動の光です。



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