洋服考～セントジェームスが好きすぎる

もしかしたら、最近わたしのことを「よくボーダーの服を着ている」と思っていないかしら。
その通り。春と秋は、ほぼ同じ恰好をしています。
フランスのブランド「セントジェームス」の服がたまらなく好きなのです。
その生地は固め、長袖のTシャツのかたちでボートネックが特徴的。サイズは何通りかあり、小さめにすればピタッと体にフィットし、大きめなのは下にシャツを着たりできます。わたしは春秋に着る厚ぼったくてかたい生地の服を３枚、夏に着る柔らかな綿のTシャツを一枚持っています。

断捨離をしているので、洋服をどうするかを考えると、この季節はセントジェームスの服だけでいい気すらします。
デニムと合わせて着てカジュアルな装いになるので、そぐわないときはこれまた最近気に入っている紫色のスカートと黒い長袖を着ています。この季節他に服なし。（厳密にいうとあるけどそれほど気に入っていない。）

カジュアル３通りとスカート１種類。
すごく気に入っているからこれだけで十分。と思う反面、前回もあの人に会った時これ着てたな、これしか服がないと思われるかな、と思ったりします。人の目気にしてる、とも思うけど、そう心配するということは自分も人の服装をそういう目で見ていることに気づかされます。

セントジェームスの服はとても丈夫でへたらない。汚さない限り着続けることができる。１３０年の伝統を持ち、ピカソやアンディ・ウォーホールが愛用したことでも知られています。

やっぱり好き、ボーダーはこれしか着る気なし。
いつも同じ服だと思われても好きなのだから仕方ない。自分が持っていた偏った見方を手放そう。

他の服を処分し、新色を一枚買うかをじっくり悩もう。
そして冬にもセントジェームスを活用できないか、考えてみよう。

よかった、ありがとう。