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感動の四重奏~松永暢史氏講演会@さいたま
今年に入ってから、今日のことばかり考えていました。
松永暢史先生の講演会@大宮。
松永先生が埼玉でカタカムナ音読が広がるようにテコ入れに来て下さる。
なるべく多くの人に来てもらうよう、色々な人にメッセージやメールを送りました。知人や、インターネットで探し当てたフリーススクール。メールも同じ文をコピペしながらだと伝わらない気がして、そして自分が納得のいく伝え方はやはり言葉、文章だ、という気がしていたので、各々の人に納得のいく文面を考え抜き、送りました。突然電話をかけて訪問したりもしました。成果は、、、でしたが。
当日の今日、松永先生の知名度やしゅりさんの底力が効き目をあらわし、たくさんの人が会場を埋めました。どんなにホッとしたことか。
時間になり松永先生が話し始めました。声が小さいかな、後ろまで聞こえないかな、と思いましたが、先生の声を聞くべく会場がシーンとし、先生の声はどんどんクリアに響いていきました。大人はどの人も真剣に話を聞いているのがわかりました。頷き、微笑み。私の夫と息子も来ていました。夫は私が入れ込んでいるこの活動を完全に第三者として見ていたので、今日は松永先生からの話を聞いてもらういい機会と思っていました。夫は退屈そうにはしておらず、メモを取りながら聞いているようでした。それだけで十分、我が家にはいい空気が流れる気がしました。息子と音読して幸せ親子時間をくれる松永先生の音読法、夫の気持ちまで整えてくれた。
松永先生の話は冴えわたっていました。確かな日本語力を持つことがこの国で頭がいいということ、日本人が行ってきた語学力習得法は音読であること、300年前のものを読んできたこと。家庭教師としての経験の中でカタカムナ音読法が生まれたこと。音読していくと文章力をもてること。大学は専門家の話を聞くところで、論文の世界。テキスト読めて論文書ける人を大学は欲しい。
そして音読以外に大切なのは「イメージ」力を持つこと。頭にイメージを持ち、計算していく。ついては数Ⅲくらいまでわかるようになる。統計などわかっていないと今の時代生きぬけない。使われる側に回らざるを得ない。
学校教育についても厳しいご意見。学校で当たり前のように行われていることが実は統率するのに都合の良い人を養成することにつながっていて、、などと怒りのコメントもありながら、感情的になって終わるのではなく、確かな状況把握によってこういった所感があることを表していきます。さすがと思いました。
質問も色々出て、講演会が終わりました。
お昼ご飯の会場としてレストランを予約していました。
氷川神社につながる参道沿いの感じの良いインド料理店。
関係者じゃない出席者も来てくれて、予約していた人数の倍近くになり、全員入れるかドキドキしましたが、着いたとたん先に食事していた人が帰り、問題なく全員座れて、ここでもほっと胸をなでおろしました。
テーブルをご一緒した方はしゅりさんのお友達。とてもひらけた考えの方で、子育てをされていて、音の重要性がわかっている方、こんな人をそつなく引き寄せたしゅりさん、そこに難なく乗ってこの場にいるお友達のナイスプレイに感動しながら色々教えていただきました。
ランチが済んで、松永先生がお帰りになり、皆と駅まで歩いて解散となった後、しゅりさんと二期生の女性と喫茶店に寄りました。そこで音読道場の作戦会議をしました。二期生のはせともさんは私たちの体験会に来てくれたことがあり、その時に感じたことを適切に伝えてくれました。なるほどなるほど。そして私たちが一度も試みたことないことをしないかと誘ってくれました。本日3つ目の感動です。
四重奏の4つ目、それは「発酵」です。私が「発酵チャレンジクラブ」を作ろうと思っていて、味噌など作っていると伝えると、食育家のはせともさんはたくさん発酵について教えてくれました。発酵チャレンジクラブの名誉顧問です。
とても有意義なこと尽くしの一日。
私たちの活動も発酵が進んでいくことでしょう。松永先生が埼玉に来て言葉を尽くしてくれた。終わった今、企画の段階より興奮しています。進化できるはず。
明日からますます忙しくなりそうです。
ひとりひとりの人に支えられた講演会、ランチ、アフター。
人のつながり。
音読道場で響かせるのは人の声。
ヒフミヨイ マワリテメグル ムナヤコト
アウノスベシレ カタチサキ
ソラニモロケセ ユヱヌオヲ
ハエツヰネホン カタカムナ
よき日でした♬