音読×那須〜音読合宿2日目
合宿2日目です。
朝は息子がホットサンドの朝ごはん作りを頑張りました。
少しずつ成長していることがわかります。
朝ごはんのあと、音読レッスンまでに焚き火できるか聞いたら、難なく火を作ってくれました。
音読は徒然草53段を読みました。とても面白い話、みんなで想像しながら読みました。
音読が終わる頃、今日から参加のかたが到着、午後は雨の予報だったからすぐにBBQ開始。
今日からの方はご主人も来てくれて、手際良くお肉を焼いてくれました。たくさん買って行ったお肉や魚介類、美味しくいただきました。
昼食後、ご主人は温泉巡りに。
残ったメンバーで音読レッスン。
古典おみくじをしました。
古典の名文名句をおみくじ仕立てにして、ひとりひとり引いてもらい、みんなで音読します。
それぞれに味があり、深みがある。読み方もその古典によって色々です。それでも大事なことは一音一音響かせること。楽しんでもらえたかな。
フルメンバーになったらお喋りにも余念なし、おやつを囲んで楽しい話が続きます。
カタカムナ80首の素読会は今回見送ることにしました。午前と午後みっちり音読、そのあとストイックに素読会は詰め込みすぎだったかもしれません。
やってみてわかることが色々とあります。
夕飯はカレー麹を使ったカレーライス。みなさん手際が良くて、サクサクと作業が進みます。じっくり煮込んでカレーを作りました。
そのあと、実は「音読スペシャル」と称しまた音読の時間予定していました。
この別荘は昭和2年築で、購入した義理の曽祖父母和歌を作るのが好きで歌人若山牧水の妻貴志子と交流があったそうです。貴志子夫人も歌人です。
貴志子さんがどんな句を残したか事前に調べてレジメにしました。牧水を純粋に愛した妻の句は私たちに染み渡りました。
牧水は旅をこよなく愛した人。その美しい句を音読しました。
そして、曽祖父はある年の歌会始めで入選し、二階の床の間にその歌を記した掛け軸があります。
昭和の初めこの別荘で和歌を中心とした交流があった。ご先祖さまもひとりの嫁がこんな関わりを見せるとは思いもしなかったことでしょう。
音読スペシャルのあとは引き続きお喋り。
最高の合宿。
音読は全部終わった。
ほっとする気持ちと終わってしまう寂しさが入り混じった気持ち。
素晴らしい学びの場。
よかった、ありがとう。