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海から始まり海で終わった日~海の生きもの 地球ミュージアム


おーい海 きみはだれだい
おーい 海 青いいのち
なぜだろ きみに会うと
心がふくらみ その名を叫ぶよ

中学生の時に合唱コンクールで歌い、いまだに歌詞を覚えています。
今日はこの歌全開な1日でした。

午前中は息子の中学の学校公開日でした。
4時間目の理科で自由研究の発表をするそうなので、4時間目に行きました。授業開始後少し遅れて理科室に入ったら、どこからか息子の声。
クラス全体にではなく、3人くらいの班の中で発表をしていました。
なかなか堂々と発表しています。うんうん、次はカルシウムだよ~、あれ?わたし息子が何言うかわかっている?!そうでした、その文を作ったのはわたしでした(;'∀') 息子の自由研究は昆布を硬水と軟水に浸けるとどんな違いがあるかを実験観察したものでした。発表後各々のレポートを自由に手に取って見れる時間があり、女子が何人か息子のレポートに群がって楽しそうに話していました。さすが女子、美容健康の意識が高いのか?!

帰宅した息子を伴い、半蔵門に向かいました。
目的地は「海の生きもの 地球ミュージアム」。昨年非常に感銘を受けて何回か通ったところです。息子も同様、とても楽しかったようで今年もやっているから行く?と尋ねたらポジティブな返事。

地球ミュージアムはデジタル地球儀がいくつかおいてあり、傍らのタブレットからテーマを選ぶと説明を読めて、デジタル地球儀にそのテーマによる地球の状態が映し出されます。例えば「ザトウクジラ」を選ぶと、デジタル地球儀上にザトウクジラの移動経路が出て、餌にしているブランクトンの分布が色分けされて地球儀上に表されます。地球儀もタブレットを操作するとグルングルン回すことができ(実際回るわけではなく、映像が動く)、軸を取った地球儀みたいに色々な方向から大陸や海を見ることができます。
息子はこれが大好きでかなり長い間遊んでいました。

お姉さんを独りじめ。

わたしは飾ってあるパネルを読むのが好き、去年と同じものが展示されていましたが、1枚1枚読んでいくと、去年とは感動するポイントが違うのに気づきました。

海は地球上のすべてに関わっている。
海は気候を作り、気候が農業を支えてわたしたちはお米を食べることができる。また、気候は歴史を動かしても来た。各寒冷化のタイミングで「農耕革命」「都市革命」「精神革命」「科学革命」が起こっている。

わたしたちの体内の塩分濃度・成分は、太古の海とほぼ同じと聞きます。
体内にいつも太古の海水を持ち歩いているわたしたち、そもそも海と切って離せるわけがないのです。

海洋汚染が、、、サンゴ礁が、、、なんていうけれど、どこか他人事だったりします。自分の家が汚染している、どんどん壊されているようなことなんだ。都合よく解釈してはいけない。


何億年も昔 僕らの先祖は 海から陸へ 海から陸へ
やってきた やってきた
そうだよ 海はいのちの ふるさとさ
ひとのさかなの むしたちの
おーい 海 僕の海よ
おーい 海 だから海よ
ぼくらは いつでも 君が恋しいんだね
ああ 海よ 海よ 青い命よ

1枚のパネルに一度陸に上がったのに、結果海に帰っていったクジラやイルカの叡智のことも書いてありました。
先日イルカにチャネリングしてイルカの声を言語化する人の動画を見たばかりで、そのメッセージが非常に深いものだったので、思わず納得してしまいました。

滞在すること数時間、息子もすっかり満足した様子、半蔵門駅近くの美味しいクロワッサンのお店でパンを買い、帰路に。

遅くなってしまったので、地元駅のアトレでお刺身を買って夕飯は海鮮丼になりました。

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