我を手放す~会いたい自分に会いに行く!
ひょんな出会いが大事なことにつながる。
ご縁とは面白いものです。
8月の末に色のワークショップでご一緒したメンバー3名と意気投合してLINEグループを作り交流するようになりました。
ある時、思い切ってそのグループに「音読×発酵」の案内をしてみました。とても反響がよくて1名は参加してくれ、もう2名は日程が合わずでも参加できるときしたいと言ってくれました。そのうち一名はイベントを控えていてまだ少し残席があるからと案内してくれました。
そのイベントは「会いたい自分に会いに行く」というものでした。色のワークショップでイラストを書く仕事をしていると言っていた彼女は竹中りんごという名前で「脳ちゃんとタマ子」という本を書いていて、ワークをして自分の中の別の存在を見つけようというイベントのようでした。その手のワークは苦手ですが、せっかくの機会、チャネリングが気になってもいた時期だったので参加することにしました。
朝早くから吉祥寺のブイネットに出勤、井の頭公園のオーガニックフェスタに音読指導者仲間のお友達と遊びに行ったあと、会場入りしました。
「会いたい自分に会いに行く」
イラストレーター竹中りんごさんと編集者キッシーの対談で進んで行く会。
アウトプットは自分じゃないもう一人の自分がするもの、とりんごさんは語りました。そのもう一人はすべての世界とつながっていて、絶対に間違えることがない。その存在を見つけて共存していくとどんどん慣れて研ぎ澄まされていろんなことを教えてもらえることができる。
会いたい自分を見つけるワーク。
入り口で数字の書かれた紙を引いて、その番号通りの席に座りました。隣に同じ番号の人が座っています。ペアの相手です。入り口で好きな色のクレヨンを選び、席にはスケッチブックが1冊置いてありました。
ルールとして、絶対に自分の名前を明かさないで下さいと言われました。
まず、ペアの人の似顔絵を飛び跳ねながら書く。まずわたしがオレンジのクレヨンで書きました。もともと絵が苦手ですが跳んでいるのでそもそもまともに書けません。その分緊張が外れて、ニコニコ笑うその人の特徴を跳びながらでも捉えられた気がします。交代して今度はわたしが描いてもらいました。ぴょんぴょんする彼女や周りの人が面白い。さっきのは申し訳なかったなと思うくらい素敵に水色のクレヨンでわたしを描いてくれました。
次に、りんごさんは「その描いたペアの似顔絵に名前を付けてあげてください」と言いました。わたしは彼女のニコニコがとても印象的だったので、配られたカードに「笑」と書いてふりがなとして「えみ」と上に書き渡しました。
わたしはどんな名前をもらえるのだろう。
彼女は「ヒカリ」と書いた名前のカードをくれました。
へー!「目力があって、周りに光を放っているようだから」と説明してくれました。透明感があって意外な名前でした。すぐに気に入って机に置かれていたひも付きのホルダーに入れて首にかけました。
ヒカリが「会いたい自分」。ヒカリは何でも知っている。すべてとつながり教えてくれる。胸をポポンとたたいてヒカリに話しかけることにしました。
次に白い小さな封筒が配られました。色紙が入っているといいます。
手で感触を確かめて胸をたたきヒカリに何色が入っているか聞きます。受け取った瞬間水色かなと思いましたが、ヒカリが「黄色じゃない?」と言うので黄色だと思ったら、黄緑でした。
おもしろいことに自分が思った色が隣の人の色だったり、意識が交錯していることがあらわになりました。わたしも水色と黄色を混ぜると黄緑だから関係あるの、そういうのこじつけに思うかもしれないけどとっても大事なことなの、とりんごさんは言いました。
続いてまた白い封筒が配られました。今度は数字が書いてあるそう。
またヒカリにききます。ふたつの卵がふと浮かびました。
隣の人と事前に打ち明け合ってから封筒を開けます。
笑ちゃんは「9」と思ったら「0」、でも棒をつけたら9だよねと納得。わたしは「2」と言い、開封したら「2」でした。おー。
りんごさんとキッシーの会話はとても軽妙で、うなずいたり笑ったり。
会場の皆も新しい自分を得てどんどん発言するようになりました。
名前も知らない人からつけてもらった名前がこんなにも好きになって、その名前の主が会いたい自分、ヒカリがいるから大丈夫、なんて思う自分が不思議だけど、こんなことでいいんだと目から鱗でもある。
さらにいくつかワークをし、最後は今日出会った自分=ヒカリの似顔絵を自分で描くように言われました。目力ゆえのヒカリでしたが、輪郭がなくて目の小さなヒカリを描きました。
今日はちょっとした記念日です。
帰る前にりんごさんにサインをお願いしました。
今日あそこに行くことになったご縁、自分の運に大感謝。
よかった、ありがとう。