マイアミ滞在
J氏の奥様と友人がいる間、マイアミを観光した。
マイアミビーチ、公園、市内を周り、
美味しいものを食べて、飲んでリゾート気分を味わって、
リフレッシュできていた。
自分の友人とJ氏の奥様はNYに戻られた。
自分はもうしばらく、ココに滞在することになっている。
滞在先を、J氏の別のアパートに移ることになった。
「何も心配するな、ハウスキーピングは週1入る。ここで過ごせばいい」
正直、真っ白すぎで大きな部屋は、なかなか落ち着かなかったが・・・
自分が長く滞在したのは、
J氏から、彼のお店をみてほしいというリクエストと、
マイアミの生活が自分にあうか、一緒にお店で働かないとオファーをもらったが、本当に働けるだろうか?などを考えるためだった。
ラーメン屋、焼き鳥屋。
自分の中で、あまりイメージが湧かなかった。
自分がやりたいなと思っていたのは、
昔自分が働いていたようなレストランの雰囲気。
ファインダイニングだった。
J氏がやっているお店とは違っていた。
彼は、とても楽しそうに、仕込みをしたり、
実際に彼が現場に立って料理を作っていた。
彼の友人で、中華レストランのオーナーの女性(Yさん)も、J氏のお店のことを手伝っていた。そして、自分も手伝うことになった。
焼き鳥屋をメインでヘルプした。
焼き鳥屋もソフトオープンをして、人数制限をかけて営業をスタートした。
足りない備品の調達、オペレーションにも入り、どうしたら集客できるかなど、J氏と現場マネージャーと毎日、話し合った。
Yさんもほぼ毎日一緒だった。
まさか、昔のNYのレストランのお客様だったJ氏と、まさかこんな風に仕事を一緒にするかもとは、全く想像していなかった。
人生は何が起こるかわからないなと感じた。
ただ、本当に彼と一緒に、ここマイアミで、このお店でずっと働くイメージはまだまだ湧いていなかった。
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