フィンランドに潜むトラップ⑤花粉症
日本ではスギの花粉症で大変ですよね。私の日本の家のある埼玉県の山の方では、3月ごろになると山火事でも起こったのか?!というくらいの勢いでスギの花粉が舞っていました。白い車は黄色にコーティングされていました…
さて、ここフィンランドでも春先になるとなんだかムズムズしている人が多いです。どうやらカバノキ科の木々が原因のようです…
春先、一番最初に花粉をばらまき始めるのがハンノキです。ハンノキはで日本でもよく見る樹木の一つ。水辺を好むので、湖がやたら多く、湿地だらけのフィンランドでは、そこらでみる一般的な木です。
ハンノキの花粉症の症状としては、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみはもちろんのこと咳が出るなど喉の症状があるそう。そしてやっかいなことに、食べ物とのコラボでさらに口腔アレルギー症候群というアレルギー症状を引き起こすことが分かっているそうです。
ハンノキ花粉が落ち着くと、今度はシラカバ花粉の出番です。ハンノキ以上にたくさん生えています。フィンランドの国樹になっているくらいですから…
ということで、フィンランドの春、過敏なかたは花粉症にご注意ください!