期限切れフィルム
お疲れ様です。
今回はお題のとおり、
17年前のモノクロフィルムを
“使用してみた”として、感じたことを
書いていこうと思います。
当てはまるというよりは、参考までに
小耳に挟んで置く程度でお願いします。
実は、曖昧だった。
記事にしている方々がいらっしゃる中で
実際のところの、ところ。
聞いた事はあるけど、のところのところ(しつこい)
データーとして書き留めておきたい
と思い、改めて。
フィルムの保存状態によるから、一概にいえない。
一つ一つに個性があり、ドラマが生まれるかもしれない
だから、面白いんだと思う。
使用するフィルムは、Kodakフィルム
1/2004 期限切れ
撮影カメラ rollei35 Tessar
アテネオリンピック記念に作られたらしく
フィルムだけではなく、記念カメラも作られた。
カメラはあいにく、入手出来ませんでした。
期限切れのフィルムを使うにあたり
私が聞いたり、体験したことですが。
モノクロフィルムに関しては、カラーに”比べて”
極端には映らないということはない。(大体20年?)
ただ、期限があるということは、フィルムに使用してある乳剤面の劣化の具合による。
あくまでも、フィルムによるという事と
フィルムだけではなく、カメラ自体に多少なりとも
負担を及ぼすかもしれないと、頭に入れておきたい。
そして、長い年月
使用されないままの状態だった為
カールがきついというのもあります。
(期限切れに関わらず、フィルム自体が薄い場合も
反り気味に仕上がるフィルムはあります。)
フィルムの紹介はこれくらいで、
気になる写りですが!
撮影の時に、感度設定がある場合
400→200設定、一段階減光で撮ります。
これは、期限が切れているフィルムに対して
感度が落ちていることを踏まえて設定しています。
現像は、ノーマルで。
場所にもよりますが、露出アンダーのような映り。
しかしながら、目立って黒つぶれや白飛びを
しているわけでもなく、補正やプリント次第により
濃淡や階調を復活させる事ができそうです。
(これは、データーが多少必要なのかも?)
それと期限切れは、粒子が荒くなる写りをする。
ということを踏まえた、写真を撮れるということも
ありと思う。
ただこれも、好きずきですし
おススメするに値するかは、判断は出来ません。
例えば、古いネガを起こす時に
粒子が荒くなりすぎて、輪郭を潰してしまうという話も
聞いた事があります。
プリントをするに際して、何かしらのメリットとデメリットを持ち合わせているという事は推測出来る。
期限切れを使うことは、率先しているわけでもありません。あくまでも「勿体ない」から。
やはり、期限内に撮れればそれに越した事はありません。
必ずしも、”撮れている”補償はなく「自己責任」です。
それを踏まえて、”楽しめる”ならいいと思います。
このフィルムを使用した写真達は、補正をしながら
良い部分は残しつつ、Instagramに投稿しようと思います。
重ねて、暗室プリントで何処まで変化するのかを
改めて記事に出来たらと思っておりますので、
お楽しみに‼︎
坂本 純子
Instagram:@jun_gallery_
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