立体サウンドでジェリー・リー・ルイス追悼とレッツ・ダンスな『トップガン マーヴェリック』リピート
ウィノナ・ライダー51歳と聞いてしみじみするじゅんぷうです。
声に出して言いたい名前のひとり、ウィノナ・ライダー。
『シザーハンズ』『リアリティ・バイツ』『ナイト・オン・ザ・プラネット』…80~90年代に青春を過ごしたわたしにとってはかなり同時代感の強い女優なのですが、忘れちゃいけないのが『グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー』!
50年代のスーパースター、ジェリー・リー・ルイスの伝記ムービー。ロックスターの栄光と挫折を描くこの物語で、デニス・クエイドが無茶苦茶なジェリー・リー・ルイスを演じ、ウィノナ・ライダーはなんと彼の13歳の妻マイラ役。虎舞竜よりはるか前に。ロックですねえ。
この作品、いま家にあるのはDVDですが、VHSだかレーザーディスクだかに収録されていたジェリー本人がデニス・クエイドにピアノのレッスンをする特典映像が、本当にからだがシェイクするほどカッコよかったんです。
そんなレジェンドにして”キラー”も先日87歳で星になった。7番目の妻に看取られて老衰でって、あっぱれな人生です。
ジェリー・リー・ルイスという名前にはピンときていない令和の日本の若者も、今年、多くが彼の曲を劇場で聴いたはず。
『トップガン マーヴェリック』のバーのシーンでルースターが、36年前はその父グースがピアノで弾き語りした「グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー(火の玉ロック)」はジェリー・リー・ルイスが1957年に発表した曲。
前作『トップガン』の1986年の時点で、この曲はオールディーズもオールディーズ。少なくとも第3世代のルースターにまで歌わせるはからいに、ジェリー・リー・ルイスもトニー・スコットもお空の上でニヤリとしてることでしょうね。
というわけで、長くなりましたが…
あの感動と興奮をもう一度、そして
ルースターが生ピアノでシャウトするあの曲と、
ジュークボックスから流れる
デヴィッド・ボウイの「レッツ・ダンス」を聴きに…
一度目は通常字幕、
二度目はIMAX、
今回はDolby Atmosのシアターで鑑賞してきました。
天井にも壁にもずらっとスピーカーがあって
上映前から高まる…!!
立体的なサウンドの臨場感も味わえたし
やっぱり何度見ても泣ける。
むしろ何度も見ることで最初から泣ける。
もちろん音楽だけでなく
戦闘機の爆音も醍醐味なので
個人的にはこの映画はDolby Atmosでの鑑賞、
大いにおすすめです。
さすがにリピートしてるので
あまり字幕を追いすぎることなく
映像とサウンドに没入できたのもよかった。
これはまだまだ祭りが続くかも…