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令和の冴羽獠に魅了される『シティーハンター』
「Get Wild」もいいけど「ゴーゴーヘブン」もね!こんにちは、自称大沢誉志幸の女、じゅんぷうです。
待望のユ・アイン『終末のフール』配信が始まり時間を奪われている状態でしたが、noterさんたちがざわついているのでユ・アイン追い抜いて見ちゃいました!Netflix映画『シティーハンター』!!
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鈴木亮平の肉体含めた作品への愛と熱量、神谷明さんへのリスペクトにも感心していたらなんと神谷さんも声の出演されていたのですね。思わず見返して確認してしまいました。とにかく鈴木亮平の冴羽獠は銃の扱いから何からめちゃくちゃ絵になっていて。演出も計算され尽くされた上での、カンペキな冴羽獠でした。これを見せられたらお祭り気分になりますよね、こみこみこさん! はいモッコリショ~♫ 獠と香がパートナーになるまでのお話で、香のとある小道具の登場にも興奮しました。
ストーリー展開は、まあセオリー通り。
杉本哲太か…
ちょ、レストランのそんな角のガラス張りの席あぶないて
あやしすぎるDMきた
も~、VIVANTの迫田さんいるじゃん~
という、あやしいポイントはあやしんだ通り。
でも、獠という絶対的存在感のヒーローとアクションシーンの演出を見るかぎり、セオリー通りだからこその味集中カウンターならぬ魅力集中システムとでもいいましょうか。マンガ的な荒唐無稽なカットも、これぐらいやっちゃっていいし、むしろもっとやっちゃっていいんじゃないですか?ふだんもっとやっちゃってる韓国作品漬けのじゅんぷうはそう感じました。
冒頭のアクションシーンでは新宿歌舞伎町という欲望の街の表と裏を巧みに見せていたし(歌舞伎町の雑居ビルの裏側といったらそう、猫です!)、イベント会場のステージ上でのバトルはジャッキー・チェン版シティーハンターも見直してみたくなったりして。
原作やアニメを見ていたときは、バブル期だったのもあって街はもっとシティー感があった印象だけど、令和に実写でやるなら新宿は面白い舞台だと思います。かつて金城武の『不夜城』もあのころの新宿という街のあやしさを魅せていたけど、『シティーハンター』の新宿は冴羽獠の複層的なキャラクター含めての猥雑さ、未成年を飲み込む危うさ、そしてハードボイルドさまでぎゅぎゅっと描写されていると思います。新宿勤め人だったので、明け方の靖国通りの映像がグッときました。龍生堂の看板が泣ける。
お話の展開よりも気になったのは、新録「Get Wild」なんです。疾走感はそのままですが、UTSUってこんな声でしたっけ…?
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