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考え過ぎは不幸を招く

はじめに

考え過ぎる人は真面目な方が多いです。
でも考え過ぎるとあまり良い結果にならなずかえって
悪い結果になる場合があります。

ではなぜ考え過ぎは良い結果にならないのでしょうか?

ある口下手な中年男性の悩み

ある30代の中年男性がいました。
彼は口下手で人とのコミュニケーションが苦手でした。
特に異性関係で悩んでいました。

彼は結婚をしたかったのですが女性と上手く話せないので中々恋人が出来ませんでした。

そこで彼は話し方教室に通い一生懸命話し方を勉強しました。
結果彼は前よりは女性と話すの上手くなったのですがまだまだ緊張することが多く恋人が出来ませんでした。

さらに彼は話し方に関する本もたくさん読み練習を重ねました。

しかし練習をすればするほど
なぜか彼は女性と話すことが怖くなっていたのです。

なぜ彼は女性と話すことが怖くなったのでしょうか?

自分を意識し過ぎている

彼が女性と話す時に恐れていたことそれは

「自分と話をしていても女性は面白くないのではないか?」
「楽しい会話が出来ない自分はダメなのではないか?」
「話が出来ない自分を女性は軽蔑するのではないか?」

そんな事を考えてしまい話が出来なくなっていったのです。

彼の問題は自分を意識し過ぎていることでした。

女性のことよりも「自分がどう見えるのか?」ばかりを
気にしてしまっているから話すのが怖くなっていたのです。

以上のような例だけではなく考え過ぎすると人は自分の主観に囚われ考え過ぎてしまう傾向があります。

簡単に言うと「妄想」が多くなり
非論理的、非現実的な考えになってしまうのです。

例えば自分の性格に悩んでいる人で過去を探ることをする人がいます。
自己分析や過去の経験の振り返りなどを一生懸命に行います。

しかし自己分析を一生懸命して過去をいくら探ったとしても今の自分を変えなければ何も現実は変わりません。

相手に焦点をあてる

先の中年男性のその後ですが彼は話し方を学ぶことを止めました。

また自分がどう見えているかを極力気にしないようにして女性と話す時は女性の人柄に興味を持つようにしました。

すると自分から話すことは変わらず上手く出来ないのですが以前のように女性と話すことが苦痛ではなくなったのです。

考え過ぎることや悩み過ぎることは自分に焦点をあてることなので中々悩みの中から抜け出すことが出来ません。

しかし自分の世界(主観)から抜けだし相手や物事に焦点を当てると楽になり悩みから早く抜け出せることが多々あります。

だからあまり考え過ぎないことをおすすめします。




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