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自己満足は不幸への道

はじめに

人は本質的にわがままです。
「自分だけは幸せになりたい」という欲求を誰でも持っています。
しかし「自分だけ○○であればいい」という自己満足的な考えは不幸に繋がります。

自分だけ楽しむのは限度がある

人は年を重ねると楽しむ能力が減っていきます。

なぜ楽しむ能力が減るのかというと新鮮味がなくなるからです。
簡単に言えば飽きるからです。

楽しみながなければ日々の生活は苦痛となります。

そして苦痛を感じないように人はたくさんのことをします。(無駄な努力をお金と時間をかけてします)

今までやったことのないアクティビティに挑戦する。
行ったことのない場所に行く。

それでも新しいことを続けることはお金も時間もかかるのでいずれ止めなければなりません。

だから最終的には人生は退屈になっていきます。

どんなことであれ自分の楽しみだけを追求し続けても楽しみには限度があるわけです。

自分以外に興味と好意を持つ

自分が楽しいと思えることを見つけることは良いことです。
無いよりあった方がいいでしょう。

しかし楽しみが出来なくなることもあります。
例えばゴルフが好きでも病気や加齢で足腰が弱くなりゴルフが出来なくなることもあるでしょう。

やはり楽しみには限度があるわけです。

ではどうすればいいのか?

喜びの感覚を親しい人や他人そしてその他自分以外のことに向けると人生は楽しくなってきます。

どんな人でも辛いことがあり一生懸命生きています。
どんなに幸せそうな人でも辛いことのない人は1人もいません。
本質的な部分では皆同じなのです。

そのような視点で他人を見るとどうなるのか?
例えば暑い中スーツを着ている人を見たらこう思います。

「あの人も家族のために頑張って働いて生きてるんだろうな」

もちろんこれは想像なのですが他人を優しい視点で見れるようになるとかなり人生は楽しくなってきます。

目を向ける対象は人ではなく太陽でも自然でも動物でも何でもいいです。

つまり自分以外に目を向け優しい視点で自分以外を見れるようになると飽きるという感覚を感じにくくなるわけです。

さらに自分以外のものに優しい視点を向けると当然ながら他人から敵意を向けられることはなくなるでしょう。

だから他人を見て喜べるようになったら得なのです。

しかし他人や自然、動物を見て喜べるようになるには現実的かつ論理的に物事を捉える思考の変換が必要です。

当たり前ですが人は誰でも最終的には死にます。

誰もが限られた時間の中で苦しみながら一生懸命生きていることが分かれば自然に優しい視点を持てるようになると思います。



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