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日本認知・行動療法学会シンポジウム『Process-Based Therapyとは何か? その概要と発展可能性を議論する』の活動報告+資料集

近年の臨床心理学では,Process-Based Therapy (PBT) という枠組みが提唱され注目を集めています。このPBTを学ぶための勉強会を推進してきたメンバーと学会シンポジウムを企画し,「PBTを初めて知る先生方にはどのように映るのか?」をお伺いして,PBTの位置づけや発展可能性を議論してまいりました。

初めての学会でしたが,参加されたみなさまにも楽しんでいただき,とても良い機会となりました!今後もPBTを広めていくとともに,「PBTを1つの話のタネとして,研究者・実践者の垣根を飛び越えて臨床の未来を考えていく」ということをがんばって行きたいと思います。

対面シンポは2022年10月2日に終了しましたが,録画がそのうち配信されるそうです!この場でシンポのスライド集を公開しますので,録画を見るかどうかの参考や,学習の材料としていただければ幸いです!



シンポジウムのスライド集

シンポジストのみなさまから許可をいただき,6つのスライドをここで共有します。なお,菅原 大地さん (筑波大学) のスライドのみ「ケーススタディの情報を一部除いたバージョン」となっています。実際のケースが気になる方は,ぜひ大会サイトからシンポの録画をご覧ください。


■企画主旨説明 (by 樫原 潤)


■話題提供①「PBTにおけるケース整理の枠組み:ネットワークモデルと拡張進化論メタモデル」 (by 樫原 潤)


■話題提供②「PBTの実践:アナログとデジタル」(by 菅原 大地さん)


■話題提供③「心理ネットワーク分析」(by 竹林 由武さん・国里 愛彦さん)


■指定討論①「臨床実践の視点から」(by 五十嵐 友里先生)


■指定討論② (by 小杉 考司先生)



おまけ:『PBT勉強会』の参加者募集

「日本でPBTに興味を持つ人同士が活発に交流できる場」として,『PBT勉強会』というオンラインコミュニティを運営しています。PBTが少しでも気になる方は,ぜひ積極的にご参加ください!


勉強会の形態

Slackというビジネスコミュニケーションツールを活用しています。好きなときにオンラインコミュニティにアクセスし,チャットやスタンプで好きなように交流できます。

2022年8月まで『Learning Process-Based Therapy』の読み合わせを勉強会メンバーで行っていましたが,任意参加の別のイベントも気ままに行っていく予定です。イベント等については,Slack内で随時お知らせします~。


参加条件

基本的には「PBTに興味のある方なら誰でも!」と思っていますが,「他の参加者と,フラットかつ友好的な態度で交流できる」ということだけ,参加条件として設定させていただきます。


参加方法

下記のリンクから手続きをして,Slack グループご参加ください。「Slack グループへの参加」をもって「勉強会への参加」とします。

「Process-Based Therapy 勉強会」へのご参加はこちらから

Slack グループにご参加いただいた際は,Slack内の # general チャンネルで自己紹介 (お名前・ご所属・ご関心など) をお願いします!参加に際してご質問のある方は,Slackにいったん入ってみてそこでご質問いただくか,運営責任者にメールでご連絡ください。


運営責任者

菅原 大地(筑波大学)
sugawara [at] human.tsukuba.ac.jp

樫原 潤(東洋大学)
kashihara [at] toyo.jp


付記

Process-Based Therapy 勉強会は,下記の科研費課題の一環として運営されています。

若手研究 「認知行動療法アプリケーションの開発とテーラメイド化の試み」 研究課題番号:20K14215   研究代表者:菅原 大地   研究期間:2020年4月~2023年3月

学術変革領域研究(B) 「ネットワーク解析による心理療法の高精細な作用機序の解明」 研究課題番号:21H05068   研究代表者:樫原 潤   研究期間:2021年8月~2024年3月


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