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わたなべじゅんこ
2020年8月29日 21:26
ーーまるらおこ詩集『つかのまの童話』ーーふと目にとまって開く。「死んだら浄土で/またあおうね」宇治の平等院を見学しながら母親に言われて思わず「嫌」と答える私。振り返ると母親が泣いていて・・・・詩の世界で続きが気になることってそんなにないけれど、続きがとても気になって頁を繰る。母親と私のやりとりの決着を見てほっとする。そして気が付くと泣きたい自分になっていた。そうだ。この詩集