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こんな小さな事で怒る私を受け入れる

こんにちは。

二日前にどんな感情にもOKを出すというテーマで書いたのですが、早速昨日それを試されるような出来事がありました。

今NYは少しずつ街も動き出していて、レストランもテーブルを外に出して食べるのはOKが出ています。でもまだインドアでの食事はできないので、レストランをサポートする意味でデリバリーを頼む(単に料理をしないだけ、それは私)人が多いです。

私もこのパンデミックになってから、前よりデリバリーを頼むようになりました。

NYには私のお友達が経営しているファストフードのレストランがあって、こんな時だからと、割とそこに注文をしていたんです。

でも一度頼んだ時に、トッピング2つ注文したのが付いてこなかったんです。

その時はすご〜くがっかりして、でもお腹も空いていたし、トッピングがないくらいで電話するのもな〜、でもその分もお金払ってるのにチェって感じだな〜、でもまたデリバリーしてもらうのも時間かかるし。。と悶々しながらも、何もせずにやり過ごしたのです。

そして昨日また同じところに注文したら、今度はオーダー間違えられてしまいました。と言ってもソーセージカレー頼んだのに、エビカレーがきたって話なんですが、私はそこのエビが嫌いで、気分は絶対ソーセージだったのです。

なんかもう〜お腹ぺこぺこで、ワクワクして待っていて、届いたら違うオーダーだった時のガックリ感たらないんですよ〜(泣)

今度は流石に電話して、違うの届いたと伝えたら、電話した時点で「あっ」いう感じでお店の人も間違いに気づいた感じ。

もう一度オーダーし直してと言われて(これはデリバリーサービスのサイトからオーダーしているので、そこを使ってオーダーしないと配達人がこないからと思います)いう通りにしようとしたら、横から彼が「そんなことする必要ない。もうオーダーしたんだから持ってきてもらえ」と強気でいけと合図する。

私としては別にいう通りにしても全然構わない気もしたのですが、またオーダーして、ダブルチャージとかなって、向こうが取り消さなかったら、サイトに電話しなきゃいけないし、それも面倒だな。。と一瞬のうちに「損したくない」気持ちが出てきて、「そっちのミスなんだから、ちゃんとソーセージカレー持ってきて」と強気で出たのです。お店側は「I'm sorry」と言うものの、要領をえない。もう一度「持ってきてくれるの?」と確認すると「OK,OK」と言うので、いったん電話を切りました。

でもなんかもうお腹空きすぎて、でもって怒りを電話でぶつけた自分も大人気なかったな〜、しかも友達がオーナーの店なのに悪いことしちゃっかな〜、、とか色々考えて、すっかり嫌な気分になってしまいました。

で、とりあえずシャワーを浴びて、気分を変えてからデリバリーサイトを見てみると、私のオーダーは返金されていました。と言うことは、ソーセージ持ってくる事はないな(そりゃそうか)、、、もうまた電話するのも面倒で仕方なく冷めたカレーを食べました(エビは食べず)。

滅多に他人に怒りを伝えることをしないので、非常に疲れました。

で思ったのです。もし最初の間違いの時に電話して私の悶々を解決していたら、今回こんなにムカついただろうか?と。多分、ここまでではなかったと思うのです。私の中に、「またやりやがった」「なんで私ばっかりこんな目にあうの」みたいな被害者意識が一瞬のうちに出てきて、カーッとなってしまったのではないかなと。

私たちは小さな怒りやモヤモヤを「まあいいか」となかったことにして、やり過ごすことがあります。でもちゃんとその怒りにその都度目を向けてあげる。そうすることによって、私の中の私が「ちゃんとわかってもらえた」と満足する。

そしたら、怒りは蓄積されずに済む。

例えば、今回私は一連の自分の行動を「いい年して大人気ない」と批判する自分の声にすっかり自己嫌悪に落ち行ってしまいました。

でもちょっと待てよ。間違えたのは向こうで、それを伝えてなんで私が自己嫌悪にならなきゃいけないんだ?私はお腹空いていて、すっごく夕ご飯を楽しみにしていて、その期待を裏切った相手に対して、怒りを感じて何が悪い?私は私のために怒ったんだから、もうそれはそれで良しとしよう!後からこうすれば、ああすればと言うのは簡単で、その時はもうそうしてしまったんだから!と思い直しました。

反省して自己嫌悪に陥る必要はないんですよね。私たちは不完全なままで完全なんですから。反省が悪いわけではなく、自分を責める必要はないと言うこと。

人のせいにすると言うことでもなく、嫌なことをされたらそれを伝えることは自分に気持ちに対して誠実であると言うことだと思うのです。

自分は自分の1番の味方でいてあげたいですからね!

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セントラルパークで見つけた青い鳥。みなさんのところにも幸せを運んでくれますよ〜!

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