イップスになりやすい人
イップスという言葉を耳にする様になったのはいつ頃からだったでしょうか。
野球やゴルフ、テニス等肩肘、手首等細かな動作を繰り返すようなスポーツ選手に多いイメージでした。
イップス(イップス症状)は心の葛藤(意識、無意識)により、筋肉や神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼす心理的症状です。スポーツ(野球、ゴルフ、卓球、テニス、サッカー、ダーツ、楽器等)の集中すべき場面で、プレッシャーにより極度に緊張を生じ、無意識に筋肉の硬化を起こし、思い通りのパフォーマンスを発揮できない症状をいいます。
〜日本イップス協会より〜
イップスというと、思い出すことがあります。あれはイップスだったんじゃないかと。
学生の頃、ホルンを吹いていたという話しを以前noteでしたことがあります。
ホルンはカタツムリみたいな形をしていて、ラッパのベルは後ろを向いています。📯意外と菅が長くて楽器にもよりますが、約360センチぐらいあります。
それがぐるぐる巻かれて後ろを向いている訳ですから、単純に音が出しづらい、、というのが分かっていただけるかと思います。金管楽器の中で一番難しいとされています。
だいぶハードルを上げましたが、本当のことであります😅
そんな訳で、学生の頃、私はホルンと格闘していた訳ですが、普段ウォーミングアップでするロングトーンすら出来なくなる時がありました。
あれ⁈で、これを意識し出すとますます出来なくなり、、要するにポンと音を出せずに、ポ、ポ-ンと吃ってしまう訳です。きちんと発音が出来なくなる。
吹奏楽器ですから、緊張し出すと呼吸の乱れがもろに出ます。
ただ、私の場合、音楽にのってしまえば流れで吹いてしまえるので、演奏会で緊張して吹けなくなる、、というのとはちょっと違っていました。
それでも、個室にこもって一人で練習している時は出来るのに、周りに人の気配がすると意識し出して音が吃るということはたびたびありました。
やはり人の目を意識し過ぎてしまっていたんではないかなと思います。
人間関係とかもいろいろありますからね〜。
イップスは、完璧主義の人がなりやすいそうです。私は大雑把で完璧主義じゃないんだけど。。
でも「〜しなければならない」という強迫観念は持ちやすいかもしれないです。
イップスは心の風邪のようなもの。
新たなイップスを作らないように、自分の心はいつも自由にさせてあげないとなと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございました😊
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