人の生き方について
ゴールデンウィーク中に、久しぶりに一人暮らしの義父のところへ夫と息子たちと一緒に出かけました。
90歳になる義父はアレルギーがあるためワクチンを打っていません。そのため普段都内を出歩いている息子たちは、遠慮して義父の所にはあまり行っていませんでした。
でもこれ以上待っててもキリがないようにも思えて、義父が元気なうちにとサプライズで押しかけるような形で息子たちを連れて行きました。
突然行ったにもかかわらず、義父は思いのほか喜んでくれました。そして機嫌よく、昔の話しを息子たちにいろいろ聞かせてくれました。
「亡くなったおばあちゃんはね、英語の専門学校に行きたかったんだけど、おばあちゃんのお父さんが、英語なんか勉強して外国にでも行かれたら大変だし、英語の先生になんかなったら結婚出来なくなる。家政科ならいいと許してくれて家政科のある女学校に行ったんだよ」
と当たり前のように話していました。
昭和の頃の話しですからね。当時の父親としては当たり前の考えなんだと思います。
ただ、令和の時代は昔とは違い多様性の時代なんだということは、義父はあまり気づいていないよう。
まぁしかたないです。
そんな義父の話しを聞いていた息子たちは怪訝な顔。
(なんで英語の勉強したらいけないの??)
と言いたいけど言えない雰囲気が漂っている。
特にZ世代の次男は恐ろしく険しい顔をしていました🤨
今の時代は皆そうだと思いますが、自分の生き方は自分で決めるべきで子供の人生は親が決めるものではないはずです。
でも昔は親の言う通り生きなけゃならない人が多かったですよね。。
何で親の言う通り生きなけゃいけないんだろうか。。
親が生活費や学費を出しているから?
経済的なことは確かにどうしようもないということもあります。
親の家業を継がなくてはいけないという宿命の人もいるでしょう。
一概には言えない部分もありますが、それでも、親に感謝しつつ、親孝行もきちんとするべきだけれども、進むべき道は自分で決めていいのではないでしょうか!
アレ?なんか熱くなってしまいました🔥
息子たちの大学受験の時に、義父にいろいろ口出しされたことがよみがえってきてしまった。私としたことが💦
やっぱり、次男は私の性格を受け継いでいるようです。
ムスッとしてずっと黙っていた次男が、帰りがけに
「今の時代に産まれて本当によかったと思うよ」と私にだけ聞こえるようにポツリと言いました。
実際のところ、今の日本はこれからの若い人たちにとっては生きづらく、大変な時代です。人口もどんどん減っていく日本。
それでも、日本を出るということも含め、少ない選択肢の中で、自分で生き方を選んで掴みとろうと努力することが出来るということは幸せなことなんだなと思いました。
さて、私はこれから先どうやって生きていこうかな🤔
なんて。
最後まで読んで下さりありがとうございました😊
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