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ヨーロッパの非日常的ホテル~②アルトフラエンキルヒェ ヴァインシュトゥーベ(ドイツ・ローテンブルク)
ヨーロッパで非日常を感じられる宿を、シリーズで取り上げています。
第2弾は、ドイツ・ローテンブルクです。
なお、ピックアップする宿の基準は、以下の通り。
大都会の喧騒から離れたロケーション
ヨーロッパらしい歴史やムードが感じられる
料金が高すぎず、一人1万円以内で泊まれる(一部例外あり)
ドイツの中世都市ローテンブルク
ローテンブルクは、ドイツ・ロマンチック街道上にあり、観光客に非常に人気の高い町です。
城壁で囲まれた旧市街は「中世の宝石箱」と呼ばれ、おとぎの国のようなカラフルな木組みの家が建ち並んでいます。
ローテンブルクの町そのものが、まさに「非日常」の世界です。
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城壁の周りにはブドウ畑が広がっている。
私も大好きな町で、ドイツ旅行の際はこれまで何度も訪れました。
中世のお屋敷のようなムーディーな宿
ローテンブルク旧市街の中には、古い歴史ある建物を利用したホテルが数多くありますが、その中で最後に訪れたときに泊まったのが、「アルトフラエンキルヒェ ヴァインシュトゥーベ」というホテルです。
マルクト広場から聖ヤコブ教会を横切り、北のクリンゲン門に向かって北上していく途中にあります。
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Klosterhof 7, 91541 Rothenburg ob der Tauber, ドイツ
エントランスの周りには蔦が繁っていて、それだけで歴史と異国情緒を感じさせられます。
部屋は奮発して「スタジオ」を予約したのですが、これがまあ広々として、大変ゴージャスな客室でした。
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天井は木の梁に支えられ、ベッドの周りにもアンティークな家具が設えられている。
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とてもムーディーでいい感じ。
歴史の匂いがする木組みの部屋で、品の良いアンティーク家具に囲まれて過ごしていると、ヨーロッパ貴族のお姫様になったような気分♪
ローテンブルクの町並みといい、アンティークなホテルの雰囲気といい、訪れた者を中世の世界に引きずり込んでしまうかのよう。
現代の社会的立場も日常の生活も、この時ばかりはすっかり忘れ去ってしまうことでしょう。
このホテルは、旧市街の中でもやや外れにあるせいか、周りの人通りは少ななく静かです。
夜も朝も、静寂の中で迎えることができます。
非日常の世界に浸って過ごすには、もってこいの場所と言えます。
余談ですが、ローテンブルク旧市街にはナイトライフ的な店はないので、どこのホテルに泊まっても、夜中まで騒がしくて眠れなかった(怒)、ということはまずありませんので、ご安心ください。
レストランもおすすめ♪
ホテルの1階はレストランになっています。
レストランにもアンティークの家具が設えられていて、薄暗い店内はものすごくムーディーです。
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薄暗い室内にロウソクが灯され、棚にワインの瓶が並んだレストランの様子。
レストランの中まで中世っぽい。
レストランの料金は、うろ覚えですが、料理とワイン1杯と食後のコーヒーで15~16ユーロくらいだったと思います。
良心的な価格のお店ですね。
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ワインはバイエルン州特産の「フランケンワイン」
ワインも料理も、ローカル色が強く出ていて、味も良かったです。
ホテル宿泊同様、レストランも強くおすすめしたいところです。
ローテンブルク旧市街は町の景観を重視するためか、大型ホテルはありません。
旧市街のホテルは、どこも小さなかわいいホテルです。
「アルトフラエンキルヒェ ヴァインシュトゥーベ」以外にも、中世の香りと歴史を感じられるムーディーな宿がたくさんあります。
この町へ来たら、ちょっとだけ中世にタイムスリップした気分を味わってみませんか?
現代社会から解放された、最高の非日常体験となるでしょう。