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【119.水曜映画れびゅ~】"Little Miss Sunshine"~(個人的)2000年代最高の映画~

"Little Miss Sunshine"リトル・ミス・サンシャインは、2006年公開の映画。

コメディ作品ながら、米アカデミー賞に作品賞を含む4部門でノミネートされ、脚本賞と助演男優賞を獲得した大傑作です。

あらすじ

田舎町アリゾナに住む少女オリーブ。そんな彼女が、全米美少女コンテストでひょんなことから地区代表に選ばれた。オリーブ一家は黄色のオンボロ車に乗り、決戦の地カリフォルニアを目指すことに。人生の勝ち組になることだけに没頭する父親、ニーチェに倣って信念で沈黙を貫く兄、ゲイで自殺未遂の叔父、ヘロイン吸引が原因で老人ホームを追い出された不良ジジイ、そしてバラバラ家族をまとめようと奮闘する母親。そんな落ちこぼれ家族の、奇妙でハートフルな旅が始まった・・・!

20th Century Studios日本ホームページより
一部改編

ミスコンへの旅

アリゾナ州の田舎町に住む、とある一家に一本の電話が掛かってくる。そこに住む少女オリーブに、カリフォルニア州で行われるミスコンへの参加が決まったのだ。

そこで一家は家族総出で、フォルクスワーゲンの黄色のオンボロ車に乗って、カリフォルニアへの旅に出る。

しかしその一家には、多くの問題があった。

失業したばかりの父親、沈黙を貫く兄、鬱病の叔父、ヤク中のジジイ、そんな家族に振り回される母…

そんなまとまりのない家族は、無事カリフォルニアのミスコンへとたどり着くことができるのか…

2000年代公開作品で、一番好きな作品

友人などと話す時、特に初対面の人と話す時に、映画関連の質問で"一番回答に困る"質問があります。

それは…

「一番好きな映画は、何ですか?」

そんなん選べるわけねぇーだろ!こちとら、毎年のベスト映画10作を選ぶだけでも頭抱えちゃうっていうのに…。

と思いつつも、その質問をされたら、とりあえず一番最初に頭に浮かぶ映画があります。

それが、本作『リトル・ミス・サンシャイン』。

それが本当に生涯ベスト1かと言われれば、「いや、やっぱちょっと待って!」とはなるのですが、それでも頭にはどうしても浮かんでくるので、とても気に入っていることには間違いないです。

少なくとも百歩譲って2000年代公開作品と限ってしまえば、この作品が一番好きなんですよね。

観れば、必ず元気が出るっ!

では、なぜこんなにもこの映画を好きになってしまったこというと、"観れば、必ず元気が出る"からです。

私がこの映画を初めて観たのは、昨年の4月。まだ働いていた時期で、休日にリフレッシュのために観ようと適当に選んだ作品でした。

そうして観終わったときには…

もうっ、元気いっぱいになっていましたっ!

仕事に慣れたか慣れてないかわからない時で、疲れが溜まっていた日でしたが、この映画によって疲れが吹き飛んでしまったんですね!

家族みんなでアイスを食べるシーンとか、車を押してみんなで乗り込むシーンとか、ラストシーンのMCハマーとか…

もうっ、本当に元気が出るシーンがいっぱいなんですよねっ!

だからそれ以降は、"元気が出ない"時には、この映画のビデオクリップをYouTubeで頻繁に観てしまうんですよね。

サーチライト・ピクチャー最新作

ということで今回は、私が大大大好きな元気のできる傑作コメディ『リトル・ミス・サンシャイン』を紹介させていただきました。

そしてこの作品は、サーチライト・ピクチャーズ(当時は「FOXサーチライト」)配給であり、今でこそ一流ブランドですが、当時はFOXがミニシアター系映画の製作のために立ち上げたばかりの発展途上の配給会社でした。

そんなサーチライト・ピクチャーズの名をとどろかせたのが、『リトル・ミス・サンシャイン』。米国で大ヒットを記録し、さらにはアカデミー作品賞にノミネートされましたね。そういった意味でも、本作は傑作映画なんですよね。

そしてそんなサーチライト・ピクチャーが送る注目作が来月日本公開となります。

10月6日公開の『シアター・キャンプ』

サンダンス映画祭で大絶賛され、熾烈な配給権争いの結果、サーチライト・ピクチャーの配給が決まった注目作です。

こちらも元気が出そうな作品で、楽しみですね~。


前回記事と、次回記事

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次回の更新では、森達也初の劇映画として先週封切された衝撃作『福田村事件』を紹介させていただきます。

お楽しみに!