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【人を大切にする】アイデンティティは名詞よりも”動詞”を。

こんにちは。
じゅんじです。

"自然とつながるサステナブルな暮らし"
をテーマに記事を書いています。

僕たちは人との関係を築く際、
名前・出身・肩書きなど
”名詞”でひとを判断しがちです。

しかし名詞で判断すると
同じ肩書きや自分よりも優れたように聞こえる役職によって
劣等感や、自身の喪失感を感じてしまいます。

今回の記事では
"アイデンティティは名詞よりも動詞を認める"
についてお届けします。

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アイディティティについて

アイデンティティとは、
"自分らしさ"や"自分が自分でいられること”で
あることを意味します。

アイデンティティが確立できると
ものごとを主体的に選択でき、
自分の人生の指針を築きやすくなると言われています。

逆にアイデンティティを失うことは
自分の無力感や、自己嫌悪に落ちやすくなります。

アイデンティティは元々に備わっているものではなく
自分以外の人や社会から認められる過程において、
徐々に形成されていきます。

僕たちは年を重ねるごとに、関わる人や環境が広がっていきます。

経験を積んで、刺激を受けたり、新しい世界を知ることになりますが
アイデンティティを失ってしまう怖さもあります。

「自分の代わりなんていくらでもいる」
「自分なんて大した人ではない」

そのように無力感や惨めさを味わってしまいます。

僕もそれは感じますし、
他の方でも同じように感じられる方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

世界が広がり経験を積むことはとてもいいことですが、
自分を失っていくことの原因もあります。

名詞よりも動詞を認める

世界が広がることは良いことであるがアイデンティティを失ってしまう。

その理由のひとつに
”名詞”をアイデンティティと判断していることが挙げられます。

肩書き、役職、経歴など、名前がついているものがきっかけに
自分と他者とを判断してしまい、
アイデンティティが失われていくと感じています。

持っている名詞が多い他者に対しての劣等感。

同じ名詞を持った、たくさんいる人たちの中の1人でしかない自分。

しかし、僕たちがこれまで自分を形成してきたものは名詞でしょうか?

名詞ではなく、これまで自分が動いてきたから
自分のアイデンティティが形成されてきました。

名詞では見えない"動詞"にアイデンティティがあります。

それに社会は僕たちが動いてきた動詞によって形成されています。

同じ役職や同じ職業、同じ大会での優勝経験をしたなど、
同じ肩書きを持った人は山ほどいても
まったく同じような生き方をされてきた方はいません。

同じではないけど、似たような生き方は幼馴染や双子くらい。

それでも全く同じ生活をしてきたわけではありません。

名詞は他者と比べてしまう要因なってしまうので
”動詞”で自分を見て、自分以外の他者も”動詞で認める”ことを意識します。

"名詞"を目指せようとしている僕たち

昔から、名詞で褒められることの経験が多いです。

得点、(準)優勝、首席、ポジション

そして書かせられる将来に夢についても、
名詞です。

名詞を目指させられてきましたし、名詞を目指していました。

「そんなことしていたら、〇〇みたいになれないよ」
「〇〇になるために、〇〇しなさい」

なんて言われた記憶は僕だけではないと思います。

名詞を目指せさせることより、
自分や人が夢中になっているその瞬間を認めることが
自分や人を苦しくさせないことになります。

名詞に隠れているのは動詞です。

関係性を築くためにも…

ひとを名詞よりも動詞でアイデンティティを判断することは
アイデンティティを失う以外にも、いいことが2つあります。

ひとつは、人を覚えやすいこと

名前と顔と肩書きでは、なかなか人は覚えられにくいですが
動詞と名前をセットにすると人を覚えやすい。

「いつも〇〇公園で走っている〇〇さん」
「ゴミ拾いしている〇〇さん」
のように人を覚えやすくて。

動詞からその人が形成されるプロセスを
勝手に頭の中で作られてきて
ついでに肩書きまで覚えられます。

あくまで個人的な意見です。

その2は、人に喜んでもらいやすい

動詞でアイデンティティを判断し、
その人の動詞の素敵なアイデンティティを褒めると
喜んでもらいやすいです。

ちなみに自分の趣味に「素敵ですね」と言われると嬉しく感じせんか?

趣味は名詞ではなく、ほとんど動詞です。

読書は、本を読んでいることで
映画鑑賞は、映画をみることです。

趣味を褒められると、あくまで個人的に僕は嬉しいです。

趣味を褒めることは簡単に
動詞を褒める方法なのかなと思っています。

”らしさ”は動詞から

アイデンティティは誰にとっても大切なものです。

アイデンティティを失ってしまうことは、
自分の存在自体を否定してしまうことに繋がりかねません。

人は成果や結果、肩書き、ポジションなどの名詞では測れない
その人”らしさ”があります。

”らしさ”は名詞では見えない、動詞によって形成されるもの。

自分や人と出会ったとき、関係を築くとき
名詞ではなく、動詞を認めることが、
自分や自分以外の他者にとって大切なことです。


ここまで読んでいただきありがとうございます。

次回もお楽しみください。

▼前回の記事

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